CDレビュー「マイケル・ジャクソン/Michael」
やっと聴きました。マイケル・ジャクソン没後の新譜。マイケルファン
としては遅すぎるのですが、ファンゆえの複雑な気持ちもあっての
今頃の購入となったのです。
まず1曲目のHold My Handsはエイコンとのデュエットなのですが
「君の音楽を僕がやれば、もっとすごいよ、ほら」って感じがしました。
ただ、あくまで私の感じたことですが、マイケルらしくなかったかな。
Hollywood Tonightは昔のマイケルっぽい感じがしました。そう
Oneday In Your Lifeの頃みたいだと感じたのです。
MonsterはThrillerぽいかなって思いました。全体的にThriller
からDangerousまでのマイケルらしさが詰まった一枚でした。
ただマイケルがこれを聴いたらやはり出さないだろうという気も
しましたね。だってマイケルは一枚ごとにニューアルバムを出す
たびに大きく脱皮してみせて世界中を驚かせてきた人なのですから。
これはある意味現状維持のマイケルであり、マイケルらしい音楽
だけどマイケルの生き様らしくはないとも取れるのです。ただ
ファンなら聴かないと損です。素晴らしい音楽であり、決して
Michael Jacksonの名を汚すものではないと断言できます。
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