また新たなAKB48の卒業ソングが生まれました。
タイトルは「So long!」(またね)という意味ですね。
「Goodbye,so long」というフレーズでよく使う言葉です。
暖かで穏やかな曲調に、熱い親友への友情の気持ちを
歌い込んだ内容です。最後は「いつか 私の結婚式に
絶対招待するからね My friend」と締めくくられます。
卒業式にぴったりな内容でしょう。これまでの友情を
思い返して、この友情よ永遠に、と誓うのですね。
PVの「So long! The Movie」は大林宣彦監督が
メガホンを取られて、同監督の劇場公開作品
「この空の花」のスピンオフムービーとなっています。
場面構成として断片的であることもあり、理論的に
テーマを捉えようとすると難しく感じますが、その
地震と戦争をメインテーマとした文章と映像美を
気持ちを無にして、受け止めると、深く哀しく、
でも希望に溢れた美しさに感動は大きいことでしょう。
私も深く重大な内容が続いた後で、AKB48の復興支援
ライブの場面になった時には、不覚にも目に涙が
溢れてしまいました。
カップリングの「Waiting Room」は歌っている
アンダーガールズの皆さんの期待と不安のお気持ちを
見事に歌い上げられたナンバー。「そこで犬のうんち
踏んじゃうかね?」は初デートで大失敗しちゃったと
いう、ちょっとおちゃめな歌詞のナンバーです。
この曲を知らない人に聴かせたら笑いを誘うかも。
このCD、三曲ともバラードという珍しい構成で
気持ちを落ち着かせたい時なんかにおあつらえ向きの
一枚となっています。