雪　月　花

三回目の治療が終わりました。

今回は副作用が、腸に現れ、２日間苦しい思いをしました

でも、その代わり（？）脚のだるさ・しびれが、何時もよりは軽く感じました。

抗がん剤の点滴を受けて、２日目と３日目が一番苦しい時期です。

今回も、順調に五日目で退院。

血液検査は、１５日と２０日。

２２日にＣＴ検査を受け、この結果で手術が決まります。

婦人科の部長先生からは、開腹手術ＯＫがでていますが、

主治医の先生は、「早すぎるのでは？」と考えているようです。

入院していると、色んな患者さんと出会います。

皆さん、２年・３年と長期間治療されている方が多いです。

手術も一度だけではなく、二度三度と。

せっかく治って、髪も生え揃ったころ「再発」・・・・そんな方も多い。

色々考えると、気が重くなることもあります。

でも、すぐにその考えを打ち消します。

私は自分を「一度死んだ人間」と思い、

「奇跡的に生き返って、生きている」と、思うことにしていますので、

これからのことを思い煩うより

生きている今を、感謝して、喜んで、幸せをかみ締めて暮らしたいと思う。

私の入院中、中三の息子が洗濯をしてくれています。

洗濯をしてやれる幸せ

お弁当を作ってやれる幸せ

先生に叱られた話を聴いてやれる幸せ

これから先、何年、何日、身の回りの世話をしてあげられるかは分からない

でも、お互いの存在を再認識して

感謝しあって暮らす日々は、充実していて

「癌」の宣告を受ける前とは、全く違った日々になっている

「失ってから」ではなく、「失いそうになって」気付かされた「当たり前の日常」の有り難さ

「僕が３５歳になるまで生きていてね」・・発病以前、小学生だった末っ子の言葉

今は１５歳・・・あと２０年・・・・ステージ３（４かも・・）の私には無理かな～

でも、中学の卒業式には出られる　高校の入学式にも　

長期目標は、さておき、短気目標をクリアすべく　頑張ります！