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テーマ:本のある暮らし(3292)
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久々に面白い本を読みました。今月発売されたばかりの・・・ 『ベンハムの独楽』 作者は小島達矢さん・・・・イケメンです 22歳で初めて書いたこの作品が「新潮社エンターティンメント大賞」を受賞 今後が本当に楽しみな、溢れる才能を感じます。
私は、最近の新人賞作家には全く興味がありませんでした。 以前何度か、「◯川賞」など受賞した若者の作品を読んでみましたが あまりにも稚拙な文章や奇をてらった内容など、読むに耐えないものばかりで それ以来、〇〇賞 新人賞などの作品は敬遠していました。
『ベンハムの独楽』は、私の尊敬する方からの情報で知り 読んでみると・・・・・実に面白い!! 知らず知らずの内に、作者の作り出す世界にドンドン引きずり込まれて行く サスペンス・ホラー・青春小説・・・9つの短編の連環 22歳の若者が初めて書いた作品とはとても思えない仕上がりで 読む人に巧妙に仕掛けられた罠などは誰もが絶賛するところ。 この若さで、どうしてこんな文章が書けるのか?と嬉しい驚きを感じる。 天賦の才能を感ぜずにはいられないし、彼の見識の高さも伺える 数年前まで、本嫌いでストリートダンスばかりやっていたという異色の経歴 次回作が今から楽しみです
ベンハムの独楽と言うのは、皆さんも御存知のように イギリスのおもちゃ製造業のベンハムが1895年に発売したコマで 白・黒に塗り分けられたコマなのに、回るとオレンジ・青・緑などの色が見えてくる 人間の錯視を利用したものだが、見る人によって色が違うという ちなみに・・・私はオレンジ色が見えました♪
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