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2007.10.24
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自分のブログのお気に入りにも入っているのですが、レジデント初期研修用資料補記、こちらに、「正しい道と広い道」というエントリが出ていたのでご紹介です。

 

こちらのブログは、個人的に読んでてなるほどなと思え、事象を的確にご自身の言葉で語っているのが、とても面白い。

物事には色々な考え方、とらえ方があって然るべきであって、このような考え方、とらえ方が存在するというのを自覚するのは、とても刺激になる。

自分は、何でも一方のベクトルからでは真っ直ぐ進むことは困難だと思っているので、色々な事を別の角度から考える癖をつけるようにしている。いわゆる、うがった人間。


まぁ、それは、自分のことなのでおいといて、上のエントリで下記のような記述があった。

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技術の山頂、「それで何ができるのか」を表現する一言は、山を頂上まで上った人が自ら定義しなければならない。

山を地上から眺めたところで、もしかしたら頂上は雲に隠れて見えないかもしれないし、頂上から見た風景のすばらしさというのは、頂上に立たないと絶対に説明できない。

山登りの道は険しいし、あるいはその道は、今地上にいる人達の反対側に入り口があって、山に登るには、まずは山の裾野をぐるっと半周、長い道のりが待っているかもしれない。

頂上にいる人達が、たとえば下界の住人にむかって「残念だけどその場所全然違うから。反対側に回らないと案内できないよ」なんて声をかけたら、下界にいる人はたぶん、そもそも山に登ることをあきらめるだろうし、「あんな山、下らないよ」なんて感想を、「山から帰ってきた者」の声としてみんなに伝えるだろう。

山の頂点に立った人というのは、自分にできること、自分達が達成したことを一言で、それも見通しのいい言葉で表現できないと、「山の高さ」やすばらしさといったものは、誤解を受けて伝わってしまう。

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上のようなことが、自分の身近にありました。つうことです。

加えるならば、その頂上を目指していたのに、上にいた人は知らぬ間に別の山からこっちにきなさいと呼ばれたら、そりゃ、その山を登ってしまうか、降りるか、やめるか、呼ばれたままに行くか判断せざるを得ないよね。。。 

向こうの山の頂上から見た風景のすばらしさがいくら素晴らしかろうとも、今登っている山の頂上より素晴らしいってのは、やはり自分で体現しないとわかんないんだから。。。

 






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最終更新日  2007.10.24 22:27:41
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