テーマ:最近観た映画。(40138)
カテゴリ:日常
アクション映画が好きだ。 映画館の大音響の中で しばし日々の喧騒から逃れて 映画の世界の没頭するのがいい。 同じ映画でも年を経て 見えなかったものが見えるようになる場合がある。 何年前にさかのぼるのだろう。 確か映画館で観た記憶がある「戦火の勇気」 今ざっと調べたところ1996年の映画なんだそう。 お。。。かなり前だこと。 当時は全然意味がわからなかった作品だった。 たまたま録画していたので もう一度みてみようという気になった。 湾岸戦争で命をなくした女性兵士の 真実を求める話。 彼女を取り巻く部下たちの証言はバラバラで 戦争という極限の環境下で 人はいかに勇気をもって行動できるかを問われる。 いわゆるアクション映画に求めるような痛快さはない。 戦争は国対国の戦いだけれど あくまでも一人ひとりの兵士が戦うこととなる。 その兵士には家族がいて恋人がいて… もっと生々しいものなんですよね。 それはお国のためといったような洗練?された、 美化されたものなんかじゃなく 戦争の真実でもある泥沼をかいま見たような気がする。 この映画のいいたかったことが ものすごく奥の深いところにあったことを 実に9年もの年月を経て知ることになるなんて。 年を重ねることは正直うれしいことばかりじゃなくて 女性にとっては 極力年をごまかしたいものだけど(笑) 今まで見えなかったものが見えてきたり 理解できるようになったり… 許容範囲も大きくなったりと 精神的な成長はうれしいこと。 うれしいことも悲しいことも つらいこともあるけれど 少しずつ成長しているのよね~。 私の心も少し晴れてきたのだろうか。 大きな悲しみがあってから早8ヶ月。 私はいまだこのことを書くことはできないけれど、 少しずつ前に進んでいるように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.24 00:28:38
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