カテゴリ:子育て
「後追いは、それだけママは愛されているんだから幸せものね~」
とよくいいますが、 私は本当にそうなのかしら・・・ ずっと自問していました☆ 一日中ぺったりとゆっくりトイレにも行けない。 家事もできない。 本も読めない。 TVもみれない。 自分の時間さえなくて ちょっと一息コーヒーを飲む時間さえ与えてくれない。 お風呂もゆっくりつかれない。 買い物もウィンドウショッピングなんてもってのほか☆ 息子の後追いは延々と続きます。 ちょっと立ちあがっただけで号泣し、 一歩踏み出したら両手で足をつかまえる。 私はこの後追い息子にホトホト疲れていました☆ それでも「トイレに行くからついておいで」 「今から洗濯物を干しに行くよ」 「お風呂を洗いに行くよ」 「ポストの中の郵便を取りに行くだけやで」 ひとつひとつ説明しているうちに 段々わかるようになってきていたのは事実です。 それでも大変で片手で抱っこしながらトイレも慣れっこになっていました。 そんな私を救うひとつの本に出会いました。 アメリカのカリスマベビーシッターの本なのですが これは目からウロコでした。 最初読んだときはちょっとショックでした。 後追いも時期はあると思うのですが あまりにも長引くには親にも原因があるというのです。 子どもが一人でも大丈夫だよ!ということを 親が教えてあげる(しつけ)をしていないからだといった内容でした。 親にも一因があるというのは 直訳だからよけいにダイレクトに書いてあるんでしょうが ものすごくショック 私の困ったは、後追いなのですが 例えば夜泣きや、おしゃぶりをやめないなど 他の困った症状の治し方なども書いてあります。 もう習慣になっているので治すのには時間がかかるとも書いてありました。 私は早速、自分の考えを改めました。 ショックだったことは事実ですが、 思い当たる節もあったからです。 それは常に自分ひとりが子どもを見ているので ずっとずっと一瞬たりとも目をはなしてはならない☆は 大げさですが、ちゃんとみなきゃという風に思っていました。 しかも息子は人見知りも激しいし、 とくに私がいないと駄目な性格なんだ…と思い込んでいました。 その結果、1mmたりともはなれたら危ないんだ…と 子どもに伝わっていたのかもしれません。 離れる訓練としては、まずママのかわりの 安心グッズを探すということでした。 息子は寝る前は毛布をずっとにぎっていたので 安心グッズはこれかなぁとためしに渡してみることに。 さらに、「ママのかわりだと思って一人で遊んでごらん、 大丈夫ママはここにいるからね!」と まず膝から下ろすことからはじめました。 最初は愚図りましたが、安心グッズを握らせて お気に入りのおもちゃを目の前に並べてみたら 少し遊び始めました。 さらに様子をうかがいながら繰り返してみたら、 意外と成功して 私は本を少しだけ読むことができました。 ここ数日ずっと続けているのですが、 思った以上に成果があがっているので驚いています。 私は今まで出来なかったアイロンがけや さらには本や雑誌を、 息子が一人で遊んでいるその横で 自由に時間を使えるようになったのです。 もちろん、もともと一人遊びは出来ませんでしたので すぐ戻ってきます。 それでも大丈夫ママはここにいるよ!というと また再び遊びに行くように。 今日はお掃除している間に庭に出て遊びに行くまでに成長しました。 目が届かなくなる場所まで行けるなんてすごい!と感動とともに 危ないので今度はこっちが追いかけたりして、うれしい悲鳴です。 たぶん3ヶ月くらいはかかるだろうと思って臨んだこの訓練、 あまりに早く成果がでたのでうれしすぎ。 自分の気がつかない思い込みを自然に子どもが読み取って、 それに沿って行動していたのかと思うと 全部が全部そうではないにしても影響力ってすごいなぁと ちょっとこわくなりました。 私はこの本が言っていることは 全部が全部正しいとは思わないのですが、 それでも試してみる価値はあるなぁと思って挑戦してみました。 後はお買い物がゆっくりできるようになればなぁ~☆ そうそう、この訓練ですが細かく色々載っているので 興味のある人は詳しくは書籍でどうぞ。 なんだか読み終えた後は、こんな上手に育児できない…と 元気がなくなるんですが(笑) しかも何気なく育児している自分を改めたり…とかなので やる前から挫折って感じなんだけど(^_^;) 試してみてこんなに違うものかとちょっと感動しちゃったので 紹介してみました。 まぁよく考えてみたら、 子どもの気持ちを優先したい!と思っていた私が 「子どものいいなりになっていただけ…」という事実を 目の前にたたきつけられたショックだったんですよね。 うぅ~んほんと育児って育自でもあるんですねぇ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.01 16:47:35
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