カテゴリ:子育て
一日中叱って、怒って、怒鳴って、ガミガミしている母親です。
ほんとは、にっこにこですごしたい。 わが子の過ちをにこやかに許し、 反抗をにわかにかわして、笑いにすり替え、 おだて、よいしょのみこしかつぎのような 笑える子育てにしたいと切に願っている。 叱らないしつけのコツがあったら教えて欲しい。 そんな思いにかられながら 図書館で借りてきた1冊の本。 目からウロコで、興奮してしまった。 まさに、その筆者も私と同じように叱る毎日で、 何度も同じことを繰り返し言い、 感情的に叱る自分を悔いる日々を送っていたそうだ。 教師という立場での、生徒と教師の関係ではあるが、 子育てと同じことがいえよう。 まさに私の気持ちの代弁をしてくれたこの本を 私はわずか数時間で読み終えてしまった。 (読書嫌いの私がだ。) 子どもが愛情を実感できることが大切。 スキンシップが大切。 褒めることが大切。 ありのままの子どもを受け入れる。 子どもの短所に目をつぶる。 自分のストレスをなくすようにする。 ストレスを溜め込まない。 一人で育児を抱え込まない。 さらに、感情的な人の言葉に、重みはない。 当たり前のことがずらりと書かれているかもしれない。 だけど、自分の気持ちを洗いざらい、代弁してくれて 理解してくれて?なんだか、すんなり心に浸透した。 それが、「叱らない」しつけ 著者 親野智可等 「叱らない」しつけ しつけって、なんだか母親はちゃんと教えないと…と思う。 きちんと挨拶できるようにだとか、 ちゃんと片づけができるようにとか、 玩具を大切にできるとか、 友達を思いやれるとか…。 でも、しつけることと、叱ることは別だと筆者は語ります。 多くの母親が、しかることでしつけているような気分になるだけだと。 …たしかに。 じっくり考えてみたら、本当にそうなんです。 あの、叱った後のむなしさ。 筆者は、こうつづっています。 「叱っているときは、感情に飲み込まれているので気がつきませんが、 しばらくすると、とてもむなしい気持ちになります。 まず、つい感情的になってしまった自分が嫌になります。 そして、もっと冷静に穏やかにいえたはずだということに気がつきます。 さらに、多くの場合、子どもを叱ったけれども 責任の半分はこちらにもあるということに気がつきます。 私が叱らなくても済むような導き方ができていれば、 こうはならなかったのですから。」とあるのです。 もう、まさに、ドンぴしゃりと言い当てられた気分でした。 そして、「叱らなくてもいいシステム」を作るということ。 これは、まだまだ反抗期の息子には、あまり当てはまらないことかもしれませんが、 後々に役に立つお話です。 また、誰しも産まれる前は 無事に産まれてくれるならばそれだけでいいと思っていたはずと。 それが、生まれたとたんに、いろんな期待がどんどん膨れ上がるというのです。 まさに私がそれでした。 前述でも、挨拶ができたらとか、片づけが…といった具合です。 でも、ありのままを受け止めるって素敵だなぁと思ったのです。 大の大人でさえ、自分の欠点を直すのは一苦労です。 それを子どもに期待するのは酷だとありました。 まさに、そのとおり。 そうすると、なんだか気持ちが楽になったんです。 なんだ、このままでいいんだって。 私は、ずっと叱ることを悩んでいて、それについての文献を たくさん探しては、すがるような思いで、食いつくように読みあさってきました。 こんなにあっさりと答えが見つかるとは思わなかったけれど。 私には、ちょうどいい本が見つかったので、 忘れないために書いてみました。 それから、この筆者は、どうやらメルマガで人気が出て、 本を出した人の模様。 そのアドレスも記しておきます。 親力で決まる子どもの将来 そして、私のHPもよろしくね。 パソコン初心者ガイド無料で学校 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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