テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:子育て
あえて、この題にしてみた。
もしあなたが、イライラがとまらない。 気持ちがふさがって、何もする気がしない。 人と会う気がしない。 体がだるい。 眠れない。 好きなことが楽しくなくなった。 そういう症状が1ヶ月以上続いているのなら、 無理をしないで、精神科や心療内科に行ってみてください。 うつ病のチェックはこちら。他にもいろんな健康チェックできますょ >> 私は、3年ほど前に適応障害で、 心療内科に通っていました。 原因は育児で、イライラがとまらず、 気持ちがふさいでしまって、 片付けもできなくなり、(片付ける方法がわからない) 忘れる、覚えられない、 最終的には、お箸が持てなくなって、 初めて、心療内科の門をたたきました。 でも、予約がないと受診できないことが多く、 旦那さんが手当たり次第にタウンページで電話して、 予約なしでも、初診OKのところを探してくれました。 適応障害って、うつ病と似ているけど、 原因があきらかにわかっている場合を、 適応障害というのかなぁ、と先生の話をきいて理解したんだけど、 医学的にはどうですか? ちょうど、手のかかる長男のイヤイヤ期と、 娘の出産が重なり、赤ちゃん返りもあって、 本当に、心底疲れ果ててしまいました。 長男の気持ちに応えるために、 何時間も公園に娘をおんぶしながら、 つきあったり、泣き喚く長男と一緒に何度も寄り添って、 自分の度量が小さいから受け入れられないんじゃないか、 もっと、いい方法があるんじゃないか、 ずっと、自分を責めてばかりいました。 かわいいと思える余裕もなく、 ぜん息で入退院を繰り返す長男、 一緒に遊べない、取り合いをする、喧嘩ばかりする‥ そんな兄と妹のやり取りすら辛い日々で、 まさか、子ども好きの私が、かわいくないと思うなんて 母親失格だとまで思っていました。 プラス思考だった私もすっかり自己否定のマイナス思考に。 誰とも会う気もしないし、会う約束をしても、 当日、億劫になる。 何もする気がしない。 イライラする。なぜかわからないけど、イライラ、イライラ。 心の風邪なんです。 いわば、たましいの叫びなんです。 もう、限界だよっていう。 「パキシル」というお薬が主流なんだそう。 でも、私にはきつすぎて、合わなかったみたい。 「ドグマチール」といううつ病のお薬で、気分を抑揚させてくれるのかな。 「エリスパン」という、イライラを抑える薬を処方してもらいました。 私は、イライラの方が大きかったので、 「エリスパン」を夕方になる前くらいから毎日飲んでいました。 ドグマチールは、辛い時だけ。 それでも、初めは元気でも続けて飲むように言われていました。 「エリスパン」は、私用の飲み方で、普通は食後だったと思う。 (先生の指示で、飲み方を変えています) でも、帰宅の遅い我が家では、 夕方からが一番イライラする時間。 ご飯を作って、食べさせて、片付けて、 お風呂を用意して、2人をいれる。 この、2人を1人でお風呂に入れることの難しさ。 まだ、浴槽になんとか立てたとしても、 まさかの時に対応できない2歳にならないやまちゃん。 まだ、寝返りすら出来ないのあっちを同時に見ながら、 自分も洗いながら‥なんて、無理です。 さらに、上がって、体を拭いて、 パジャマを着せて、頭を乾かして、寝かせて‥ しかも、早く寝かさないと‥って。 ‥頑張りすぎだねぇ。 よく、やってきたなぁと思う。 今考えたら、少々遅くったって、死にません。 早く寝かせれたら、それにこしたことはないけど、 別に、朝一どこかに行くわけでなし‥。 だけど、せめて8じ9じには!って。焦れば焦るほど。 自分をドンドン追い詰めていきました。 適応障害って、適応できてないってことでしょ? 「あなたは、母親できません」って、太鼓判押されたような気がして、 愕然とした記憶もあります。 でもね、そうじゃないんです。 そうじゃないんですよ。 自分のできることをすればいい。 できないことは、できる人にしてもらおう。 頑張る人は、頑張りすぎるんです。 あえて、この題にしましたと、冒頭でいいましたよね。 最近、ブログをマメに更新しだしたら、 それに付け加えて、見てくれている人がとても多くなったので、 私がたどった経緯を少しでも役立てられたらと、 正直に書いてみました。 今は、去年の7月からお薬を飲んでいません。 飲んでいた当時は、もう一生薬を手放せられないんじゃないかと、 勝手に不安になって、 飲まない日を多く作ったりして、 でもやっぱりしんどくって、また飲む‥を繰り返したり。 常習にならないか、薬に頼っているんじゃないか、 とても不安でした。 でも、ほんとに元気になったら、 人間って不思議なもので、飲むことすら忘れています。 そんなもんです。 だから、もし心の病でお薬を飲んでいることに不安がある人がいるならば、 必ず治る日がくるから、心配しないでほしい。 私が、適応障害になったことは、意味があると思っています。 私は、心の病になるなんて、思いもしなかったし、 心療内科に通っていても、 「え?うっそ~全然わからんかったぁ!」と言われます。 無縁に思われるみたいで。 私はこういう性格なので、 心療内科に通っていたことも、 別に隠していなかったし、 育児ノイローゼになりました!と宣言していたぐらいで。。。 そうなんです。別に特別な人がなるわけじゃなくって、 誰でもなるんです。 みんな言わないだけで。 宣言して歩いていると、意外と「実は、私もなの。」とか、 「こんな症状なんだけど、病院へ行ったほうがいい?」とか、 話を聞くようになって、 やっぱり、私が適応障害になったの意味があるなって。 聞きづらいよね。でも、横で私が育児ノイローゼですって言ってたら、 いいやすいでしょ(笑) しかも、すっごい楽しそうに育児しているのに、なんで?て言われる。 見かけなんて、わからんもんです。 ちょっと、みただけで、しやすそうな子だね~って 他人の子どもをみるのと、いっしょ(笑) みんな、遅かれ早かれ、一緒。。。。だと思っていたけど、 ほんとに、しやすい子もいてるようで♪ あ。。 でも、うちの母はしやすい子どもたちを持って、 超難しい孫を持ち、おばあちゃんになって、 育児のし直しをしていたから、 やっぱり‥早かれ遅かれってやつでしょうか? もし、心療内科や精神科に抵抗があるなら、 内科でもいいですよ。 内科でも処方してくれるとこもあります。 紹介もしてくれるし。 初めての人なら、 精神科よりも心療内科の方が行きやすいかも。 そして、もし家族や大切な人が同じような症状で、 でも本人が病院に行きたがらない場合。 無理に連れて行っても、薬は飲まないでしょうから、 無理強いも意味がないんだそう。 でも、家族がこういう症状だっていうことで、 本人でない家族が病院を訪れて、 対応を教えてもらうことはできます。 薬がなぜ必要かというと、 セロトニンという物質がうまく出ていないから、 それを出すようにするための機能を正常にもどすように促してくれるみたい。 心の病は、風邪みたいなもの。 ボタンの掛け違いを正常にもどすようにすると、 もとの元気なあなたにもどります。 でも、また、うつ病になるのでは? 結論から言うと、うつ病になる人は、またなるかも知れないと わたしは思います。 現に、3年前通った後、元気になり、 今度は、下の子のイヤイヤ期のときに、 同じようなイライラ症状がで始めて、 また通うようになった私がいるから。 でも、こう思うんです。 最初の時みたく、もう限界の限界まで行かなくても、 「あ、私おかしい、ってすぐ気が付きました。」 ようは、早く対処ができれば、早く治せます。 では、うつ病、適応障害、パニック障害など、永遠に繰り返すのか??? これは、自分とうまく付き合っていける方法を探すことで、 断ち切ることができます。 ほんとは、チャンスなんです。 今の同じのままいくと、繰り返す。 だから、なにかを「断ち切る」か、自分が何に「弱い」のかを知ること。 でも、今、お薬を飲んでいたり、心療内科に通っている人は、 まず、今の状態を「薬を飲んでいるからいけない」ではなくて、 ありのまま、「今はお薬を飲んでいるから大丈夫」って思ってください。 だいじょうぶなんですよ。 だいじょうぶなんです。 がんばって、病院に行ったね。えらかったね。って自分を褒めてください。 それで、十分です。 それから、すこし元気な時に、無理をしないでください。 うつ病で一番つらいことは、自分がいなくなった方が楽だと思ってしまうことです。 生きてください。 あなたが今これを読んでくれているなら、 今まで、生きてくれてて、よかった。 そして、今も生きてくれてありがとう。 これからも、生きてね。 しんどくなったら、メールください。 あなたは、頑張っているから、心の病になったわけで、 あなたは自分を否定する必要はない。 私が適応障害になったことは、 自分と向きあうための、大切な時間になってくれました。 なぜ、自分が適応障害になったのか。 それは、どういう意味があったのか。 でも、向きあうには時間がかかりました。 それは生きなおしの時間でもあり、 すべての方が、生きなおしをすることで、癒されるのか‥というと、 決して、それが答えではないと思うし。 その人、その人の時期があるから、 答えを急ぐ必要もないわけで、 ゆっくり、ゆっくり、でいいと思う。 どんな人でも、心の病になるってことは、 心療内科へ行くことは、恥ずかしい、特別なこと、とは思わないでほしいの。 弱い人ってことでもないんだよ。 症状があるのに、放っておくことの方が、しんぱい。 あなたの体と心を大事にしてね。 必ず、治るんだよってこと、伝えたくて。 ふと、治った自分がせめてもの恩返しに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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