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2010.07.26
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昨日の日曜日、日本コーチ協会福岡支部の勉強会に参加。

この支部の支部長を3年間していた。そして今は監査役。
運営委員の一人として勉強会に参加するとき
中でおこなわれるワークには、ちょっと遠慮があって
いつも後ろの方から、参加者をケアしてみているという感じになってしまい
このところどうも、勉強会に参加者の一人として没頭できないなあと感じていた。

今回の勉強会は講師役は、熊本のコーチ
藤田香織さん。
彼女は、福岡支部と熊本支部のそれぞれの役員も兼任して
コーチングの普及へ貢献している素敵な仲間だ。

参加人数は17人とやや少なめだったがそれだけ、親しみやすい空間ができていた。
場所は、博多リバレイン内のとある会議室。
今回のタイトルは、『アクティブリスニング~フィードバック~』
として、 国際コーチ連盟(ICF)のコンピタンシーを学ぼう!というものだった。

「コンピタンシー」とは、
国際コーチ連盟(ICF)が、秀れたコーチ達の言動や行動を言語化し、
より良いコーチになるための指針としてまとめたもの。
(JCA日本コーチ協会 http://www.coach.or.jp/coaching/competency.html

全部で11項目の中から、
この日は「アクティブ・リスニング」と「フィードバック」の二つについて
ロールプレーをふんだんに交えて、紹介、実感しようという内容だった。

藤田さんによれば、
昨年度、日本コーチ協会のマスターコーチたちが「トラの巻」を作成し、
各チャプター(支部)向けに配布したICFのコンピタンシーマニュアルに基づき、
今日は紹介していきますのことだった。

まずスタートで、隣の人と自己紹介しあう。
今日の参加理由と持ち帰りたいことについて
2人で話し合うようと藤田さんから促される。

みなの前でいきなり話すのは誰でも苦手なもの。
であれば、先ず2人で自由にはなしてみるというのが
1番てっとりばやいしこれならそう抵抗感無くできる。

アイスブレークとしても効果的。

私は、今日の参加理由を、
コーチングの3大スキルの最も重要な要素である傾聴に関し
「アクティブ・リスニング」と銘打った時は、
どのようなところが普通の傾聴とされることとことなるのか
何が大事なポイントになるのかを、
コーチングの初心に帰って改めて確認、学んでみたいと思った。

アクティブリスニングの定義については、
コーチ21の資料からの紹介として
“クライアントの思いを言葉に出していることだけでなく
言語化できていない内側にも注意してその奥にある思いを聞き分け、
真意を聞き取り、後押ししていくこと”
と藤田さん。

そして、最初のワークは、
7項目の「アクティブリスニングのチェックシート」について、
それぞれが自分のコーチングについてチェックの時間を持ち、
その後、参加者同士で3人組みとなって話し合った。

全体へのシェアとして出てきたことは、
7つのなかからは、

「クライアントのメッセージを、声のトーンやボディランゲージなどから気づくことができるか」、
「批判も判断も加えずにクライアントの状況を打開し、次のステップに前進することに向けてきくことができる」

などが、
多くの人に難しいチェック項目として挙げられた。

藤田さんからは、
鸚鵡返し、
確認する、
クライアントの変化を恐れないで受け止める
などの、方法が示された。

一人の参加者から、
自分の聞き方の工夫として、
クライアントの発言を全て書き止め、
それをあとからクライアントに示すことによって、
コーチングの効果が非常に高まる。
自分は「アクティブリスニング」ならぬ「アクティブ・ライティング」と思って
活用しているというアイデアの披露などもあった。

次のワークは、
コーチとあるクライアントとのコーチングの「ケーススタディ」。

各人が自分がコーチだったらどうするだろうかをベースに
また新しい3人組を作って話し合った。

ケースに示された問題は、
最初はやる気マンマンだったクライアントが、
2ヶ月目からだんだん動かなくなってしまった。
3ヶ月目にも停滞しているというケース。

これについて皆からに意見は、
クライアントに対しコーチが承認をもっとしていく、
クライアントの現状把握を質問でさらに進める、
コーチングをリセットする、
コーチングを止めるかどうかをクライアントに打診する、
などが挙げられた。

私はこのクライアントは最初自分自身が挙げたテーマ
この場合は、「転職」だったのだが、それは「仮のテーマ」で
本音は、いまの会社でもっと上司や周囲から認められたいという気持ちが
癒されれば良かったのではと思った。

テーマは「転職」ではなく、
「社内でもっとイキイキと働きたい」
というのが「真のテーマ」だったのではと思った。

「仮のテーマ」の例として、
「ダイエット」という目標は
実は「痩せたら彼にもてるのでは」という欲望が背景にあり
もし、痩せなくても彼との関係がよりよくなれば
別にダイエットをしなくてもよい、という状況になればテーマはなくなってしまう。
それはありうることでもある。
それを、ダイエットする、にこだわると
効果が見出せない。
「真のテーマかどうか」の見分けをすることが
コーチの力量であり、コーチングの効果がでてくるのだ。

講師の藤田さんからは、
クライアントが行動しなくなった時に他の問題点はなかったか、
たとえば環境面、
家族との関係などにも注意をしてコーチングを進めていく必要があると
説明が付加された。


最後のワークは、
「フィードバック」について。
フィードバックとは、
「目標に対しての道筋にクライアントにズレずれがあるとき、それを指摘すること」、
コーチとしては
「客観的に事実を記述的に描写する」
「私には、○○の様に見える」
と二つの観点で行っていくと説明があった。

新しい3人グループを作り、
「フィードバックをするとき」、
「逆に受けるとき」
のそれぞれの立場で、
自分の経験や考えを話し合った。

受けるときは、
素直で、謙虚になること、
受ける、受けないは受け手の自由であること。

逆にフィードバックするときは、
相手に許可を得てからおこなう、
相手の役立つことを意図する、
その理由を説明する、
アイメッセージで伝えるなどがあげられた。

提案や、アドバイスもフィードバックとして受けとめるという人もいて、
クライアントにとっては、コーチとの信頼関係さえあれば、
どんな内容でもコーチの発言は受け入れられる面があることを
私は改めて感じた。

藤田さんからは、
クライアントを尊重するという前提があれば、
ポジティブでなくともネガティブな内容でも、
クライアントにはフィードバックしていくことを勧めるとの発言があった。

ポジティブメッセージは人を元気にし、明るくさせるが
ネガティブメッセージは、よほどの場合でないと
やはり気力をそぐものだと思える。

ネガティブフィードバックの例として
「叱ること」があると思う。
この時は、相手との関係をどう見極めるかが最大の課題になりそうだ。

上司と部下、先生と生徒、もちろん親と子も
最初から、イーブンでない関係では
「叱ること」への準備が常にある状況もある気がする。
すると
冷静に、相手の状況を見極め
描写し、考えさせ、気づいてもらうという段取りがとれると
叱り方もきわめてコーチング的になるだろう。

最も僕自身は、
ネガティブフィードバックは原則しない。
誰でも、自分の欠点は分かっているのではと思うし
それをわざわざ信頼するコーチから、指摘されて気分がいいのかなとおもう。

まあ「マゾのM」の人もいるかもしれないけど!?
相手が、ネガティブフィードバックを望んでいる時、
ネガティブを発信したあとに
それをカバーする、3倍から5倍のポジティブメッセージを同時に発して
初めて、クライアントとの信頼が維持できるように思う。

藤田さんがさらに付け加えた。
「フィードバックは、タイミングが大事である」。


この日の勉強会の締めくくりは、
ペアになって5分間のコーチング。
それぞれのテーマで、コーチングをし、
最後の1分間をフィードバックに割いてみるワーク。

たった5分間であったが、初めて顔を合わせた同士でも、
ミニコーチングが存分に機能した時間になった気がする。

そして、話してみてどうでしたか?、と互いに聞きあった。

短時間でも、ちゃんと聞いてもらえて、
承認されるとやはり嬉しくてやる気がでるものですねと私の会い方になった方からの発言。

この人は、この日初参加、コーチングの勉強を始めてまだ日も浅いとのこと。

彼女の発言に、自分も全く同感ですよと相手に伝えた。


周囲を見回しても、参加者同士、笑顔でうなづきあっている。
この日の勉強会は、みなさんにとって大変有意義な時間になったと確信できた。

講師役の藤田さん、ありがとうございました。






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最終更新日  2010.07.27 10:45:57
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