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2012.06.30
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先日依頼があって、ある行政教育機関でコミュニケーション講座を引き受けた。
タイトルは「ほめかた・叱り方」。

このテーマで講座の準備にあたり、
これまで私が主としてまなんできていコーチングの体系をベースに
講座を組み建てようとおもった。

ところが、ここであえて、
「コーチング」という言葉を使わないで、
コミュニケーション技法として、
同じ内容を説明できないだろうか?と思いはじめた。

というのは「コーチング」ということば、誤解がたくさんあって、
今もって正確な説明がむずかしい。

「スポーツのコーチ」特に野球のコーチたちが、
この言葉を間違ってイメージさせ、
大概の人々にコーチングのイメージにだぶらせて思い浮かばせてしまう。

すると、「教える」という
もっともコーチングから遠い「コミュニケーション手法」が
前へのさばってきてしまうのだ。

「教える」という、送り手の意志がここでは問題になる。
僕は、あえて、「情報提供」という言い方を示して
その内容を受ける、受けないは受け手にゆだねることなら
結果教えると同じ成果が得られるのではと思う。

企業や組織で、研修する場合、
現状でのコミュニケーションの活性化が主要なテーマであり、
その最終的な目的・方向は、
「組織改革」へのコミュニケーション技法の導入、なのだ。

「コーチング」が当時のコーチ21によって1997年に日本への導入紹介された。
この時、企業や組織内での管理職にとっての
「上司のための部下育成に有効なコミュニケーション手法」という側面が
ビジネスコミュニケーションの技法として紹介されてたいきさつがある。
また人事部の教育研修では、組織内での円滑なコミュニケーションは
上司と部下間にポイントがあり
そういう研修の実施が過去10年以上、続けられていることも事実だ。

ところがコーチングのコミュニケーションの根本は、
”自立”、”自律”という、一人の人間個人への信頼、尊厳をベースとする
コミュニケーションの在り方と技法に関することなのである。

本来の目すこととは異なる面で「コーチング」が語られてしまったのだ。

コーチングの重要な側面である
「気づく、引き出す、育てる、促進する」という面より、
部下を動かす、誘導する、という、
送り手側の意図に片寄り、
受け止められてしまったのが間違いの原因だ。

そのため
「人が相互に学び、育つコミュニケーション」という面は
おざなりで
なおざりになってしまったのだ。

コーチングでは、
コミュニケーションの基本的な構成要素を、
4つの手法(スキル)として提示している。

すなわち、環境設定、としての「「ラポール環境の創出」で、
「安心と安全」、「信頼感」「絆つくり」などの対人関係、
いわば「場つくり」に関する技法がまずあげられる、

そして「傾聴すること」、
コーチングが紹介導入される以前から
「アクティブリスニング(積極的傾聴)」と言われたり、
「聞く・聴く・訊く」という文字に意味づけて人の話を受け止めること。
コンサルテリング、
カウンセリング、
NLP,
アサーティブ、
メンタリング、などのコミュニケーションの様々なスキルとしても
共通する要素だ。

次に「質問」に関するスキル。
「インタビュー技法」
「質問力」、
「設問技法」、
「対話法」、
「会話術」、
「アンケート・調査手法」、
「クイズ作成」など、
基本的には、質問は情報収集の際のスキルになる。
コーチングでは、
自らへの問いとして、自らの中の答え探しとして
大きく機能するスキルとされる。

そして「承認」というスキル。
端的に、自分自身への承認は
「ストレングス・ファインダー(強み探し)」、
「セルフイメージ」、
「アファメーション」などがある。
自己受容、
自己確認
自己への信頼を見つけ、促していくのだ。

それを、他者へ向ける場合のスキルとしては
「認める」まさに「見て」「受け止める」、
「ほめる」、
「良いところ探し」、
「激励」、
「存在の受容」などが「承認」というスキルの中に見出せる。

双方向のコミュニケーションとしての他者信頼は、
対人関係への強化、つまり「ラポール」から発する
双方向のコミュニケーションは、
循環し、スパイラル効果として回りだすのだ。

他に、双方向のスキルとして、
「フィードバック」、
「提案する」、
「リクエストする」
などがある。

特に「フィードバック」には、
「ポジティブ・フィードバック」と
「ネガティブ・フィードバック」の二つの側面がある。

前者は「承認」のスキルの一つになる。
また後者は「叱る技法」としても成立する。

あらためて、コーチングの体系は、
コミュニケーションの各要素をきわめて体系的に結び付け、
わかりやすく、
そして
美しくまとめてあると思うのだ。

私自身は、
コーチングの要素として学んできている各コミュニケーションの技法を、
自身に取り込むには大変都合がよい
体系的な理論が
まさに「コーチング」という言葉にこめられていると思っている。

どのコミュニケーション技法も、その示す概要は同じでも、
「タイトルとして」対象やTPOが変化すれば
「コーチング」
「NLP」
「メンタリング」
「カウンセリング」などなど
名前を変えながら、中身は同じものを
順序を変え、
濃淡を変え、
それぞれの状況に合わせ理解していくことで、
最後には「実践してなんぼ?」という
コミュニケーション理論の真の価値に匹敵してはじめて
そのもたらす効果をえられることになるのだ。

コーチングと呼ぼうが、
NLP「とよぼうが
「ほめ方、叱り方の技法」とよぼうが
どこから学んで行っても、得られるところは同じだと言って
良いのではないだろうか。





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最終更新日  2012.06.30 15:48:19
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