武蔵～1738物語～

我が家の娘が6/14午前11:38に誕生しましたーーー
“痛い”とか“痒い”とかを人一倍我慢ができない私がよく
出産できたもんだ…と密かに思ってしまいました。

陣痛が始まる前に前駆陣痛が丸2日あったので、陣痛が始まったのを
旦那が時間を計ってくれるまで気付きませんでした
もう間隔が10分きったから病院行こうよ～
という旦那の台詞も「まだいいじゃん…」と余裕を見せていたら
滅多に怒らない旦那もしびれを切らした様子で
ほぼ無理やり病院に連絡させられ、状況を話した
病院からは「まだ家でのんびりしていてください」
と言われると勝手に思い込んでいたら、意外にも

「すぐ来てください」
と言われかなり焦った
旦那は「ほれ見ろ」と言わんばかりの顔…。
のんびりな私を無視して旦那は入院の準備をしていてくれたおかげで
すぐ病院へ出発
夜中のせいもあり、順調に20分で到着。
診察を済ませて子宮の開き具合を見て即入院決定。
陣痛室に通され、子宮がきちんと開くまでここで待機らしい。
旦那と二人で初めはたわいのない話をしていたのだが、
なんせ今は夜中…眠い…けど、私は痛い…
旦那もだんだんと眠くなってきたようでｳﾄｳﾄしだした

旦那が眠ってしまったら悔しいので(!?)陣痛が起きるたびに

「旦那！痛い!!!!!」
とわざと起こす鬼嫁(私)。
陣痛と陣痛の間に眠る私と旦那…かなり辛かった…多分、旦那の方が…。

朝方になりやっと分娩室に通され、準備が始まる。
やっと産めるんだぁ～～と思ったのだが、
助産師さんからは

「まだ開ききってないから、いきんじゃダメよ」
ってぉぃ!!!!まだなんかい!!!!
しかも暑い！汗だくになり痛みにこらえていると私の
目に飛び込んできたものは…


…何これ？？？？
いや、うちわだってことは見ればわかるんだけど…

「もうすぐですよ…？」
瞬間痛みを忘れて固まった。
思わずちょっと笑った。
だってこのうちわで旦那が必死に扇いでくれてるのだもの
つかの間の休息でした。

やっと先生も来てくれて分娩を始める前に話があるという。
…聞いてる余裕ないんですけど

先生「奥さん！痛いでしょ？」
当然です

先生「痛みは奥さん担当ね」
嫌な担当ですね

先生「旦那さんならこの痛み耐えられないからさ」
あぁ…よく言いますよね…男の人がお産を経験したら死んじゃうって。

先生「だから、旦那さんはｽﾄﾚｽ担当ね」
…はい？

先生「立会い出産って旦那さんにとって
すっごいｽﾄﾚｽなんだよ。
だから～旦那さんはｽﾄﾚｽ担当」
ｽﾄﾚｽなんかい！
…それは考えたことなかった…
…っていうか、痛いのに話全部聞いちゃったよ…私

この分娩室に余計な人は誰もいないんだよ。
それぞれ分担があるからね。
と先生は付け加えた。
つまりは一人で頑張ると思わないで、みんなで頑張って産もうね。
ということを言いたかったのだろう。
…先生は分娩の間、しゃべり続けた…

…そして無事、娘の誕生…
旦那は嬉しくて泣きじゃくる私の頭をなで、ありがとうと。
そして先生も「よく頑張った」と褒めてくださり、
助産師さん、看護士さんも口々に「頑張りましたね～」と。
…そして産後の処置の間も先生はしゃべり続けた…
…おかげで何故か先生の出身地、出身地の名産品、出身高校etcを詳しく知った…
…ナゼ、こんなに先生に詳しくなってるんだ…私…

入院中も同じ日に子供を産んだﾏﾏ達とお友達になり、
しかも看護師さん達がとっても親切だし、病院のｽﾀｯﾌさんも
色々な面で気を配っていただき、
かなり楽しい入院生活を送らせてもらいました
まだ次の子供のことは考えることができませんが、
もし子供ができたらまたこの病院で産みたいな…
と密かに思いました。

最後になりましたが、お祝いメールや
子育てに関して励ましのメール
をくださった皆様、どうもありがとうございます。
また入院中にお見舞いに来てくださった方も
本当にお忙しい中ありがとうございました
現在は実家の家族に支えられながら子育て奮闘してます。
今は睡眠不足ですが、頑張ろうと思います。

では、また落ち着いたら更新します…