ブルガリアの暮らし
さて、これは街の豆屋さんというか木の実屋さん!ブルガリアの豆源といいたいところですが、加工したナッツではなく、そのものが食べられる。アイスクリームみたいでしょう。(笑)地中海沿岸は、ナッツがよく取れますよね。ほかのヨーロッパの国々でも、あんまりこのナッツやさんて見たことがなかったので、ちょっと目を引きました。 こちらはキオスク。街にたくさんあるんですね。後ろはショップです。こちらのショップのガラスはみんなこのように格子になっていて、あいている窓があって、そこで商品の受け渡しをします。ちょっと変わっています。窓際にいろいろ商品が陳列してあるのですね。食べ物やさんもみんな格子窓なんです。 さーこれは、トルコ風のレストランで食べたブルガリアのランチです。ちょっと綺麗な食卓でしょう!紅いのはパプリカの蒸し焼きです。とっても美味しいです。手前にはヨーグルトのサラダ。きゅうりが刻んで入っていて、塩味のヨーグルトパテみたいな感じ。さっぱりして美味しいです!トラキア人が住んでいた平原に、マケドニアからはアレキサンダー大王がやってきて、統治されました。その後ブルガール人がやってきてブルガリアを作ったのですが、トルコに500年間支配されます。ロシアなどからの援助をうけて、トルコからの独立を果たしブルガリアとなったのですが、豊かな土地を目指して様々な民族がやってきて戦争をしたのですね。だから文化は、様々なものが交じり合っているのですね。また、ジプシーたちも多く住んでいて、人口の3%といわれるそうです。社会主義のときはジプシーにも家の配給があり、ちゃんとした住まいに住んでいましたが、資本主義社会となり、ジプシーたちも働かなくてはならず、生活が大変だそうです。ジプシーのもとはインドということなのですが、いつのころから、移動がはじまり、ヨーロッパに流れ、それぞれの国で見かけますね。なぜ移動したのかは、わからないということでした。実態がつかめないということなんですね。ブルガリアのお給料は日本の8分の1くらいの感じだそうです。ただし、家はほとんどが、持ち家で、食料は国自体で自給自足ができるので、非常に安いです。ECへの加入を目指しているようですが、10年前まで、社会主義国でしたから、サービスが、整っていないという面があります。でも人々はゆっくりですが、とっても優しい感じです。音楽などの文化面でも、やはりゆっくりな感じですね。宗教は、ブルガリア正教。マリア信仰ですね。イコンが多く、修道院がとっても立派です。みなさんとても信仰深いですね。ブルガリアの国は、文化的には非常にゆっくりという感じですが、本当に山は緑で美しく、川の水は澄み、平原は実り豊かな国なんですね。牛や馬、鶏、蜂なども、みんな一緒に暮らしているのですねー。本日の最後は、教会の裏山の緑です!