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テーマ:今日の一押し。(160)
カテゴリ:days
私は先の大阪市長選は棄権した。気持ちとしては投票に行くか棄権するかの選択は五分五分だったが、当日の朝になってようやく「今日は投票日だった!」と気づき、おまけに投票の案内状をどこにしまったのか忘れてしまったので(あれがなくても身分証があれば投票出来ることは知っていたが)「これは投票するなということかな」と自分で勝手に解釈して、結果棄権ということになったのである。
仮に私が投票所に行っていたとしても、白紙投票・無効票にするか、それとも泡沫候補たちの中の誰かに投票するかの選択も迷っていことだろうと思うが、私は維新以外の各党が主張したところの「この選挙は大義がないから候補者は立てない」という言い草は詭弁そのものだったと思っている。橋本ら維新の連中には「大阪都構想実現への第一歩」という立派な大義があった。だから大義がなかったのは暗に選挙ボイコットを訴えた他党の連中自身だったのである。 だいたいが、「選挙の大義」とはいったい何か!? 私は見聞の広い人間では毛頭ないから、そんな言葉はこれまで聞いたことがない。いつどこのどういう場面で使われた過去があるのか、誰か知っている人がいたら教えて欲しいものだ。 「橋本に勝てる候補を立てられないから立てないのだ」と、何故正直に言えなかったのか。各党全部が揃いも揃って選挙の前から云わば「敗北宣言」をしていたことにならないのか。もしそうなら、これは二重にも三重にもみっともない、見下げ果てた話だ。恥を知れと言いたい。橋本に勝てないのならそれをはっきり認めた上で、何でもいいから維新以外の政党全部が結束して(と言っても共産党は無理かw)お題目を唱え、投票ボイコットなり白紙投票なりを正々堂々と真正面から我々一般市民に訴えるべきだったのではないか。それこそが公党の「大義ある」政治主張である。そんなことは大阪市民はみんな知っていることだから「馬鹿にするな!」と言いたくなる。 私が橋本に投票しなかった理由は、橋本の慰安婦発言や「沖縄米軍はもっと風俗を活用すべきだ」という発言にほとほと呆れ果て、もう金輪際一切彼を支持しないことにしようと決めていたからである。我が日本国内のみならず、対外的にもこんなに恥ずかしい発言はないと思う。 沖縄米軍には女性も配属されているのだから、彼女らは男娼でも買えばいいのかということにならないか。 以上の事情があるから、私は維新以外の他党のキャンペーンに乗って無投票に走った者の一人として集計されてしまうことには大きな不満があった。それで「じゃあ投票しようじゃないか」という気持ちも強かったわけである。私に票が二つあれば一票は棄権し、もう一票は他候補のうちの誰かに投票していただろうと思う。 私は大阪都構想そのものにはまだ賛成も反対も決めていない。昔は「都市自治体が連合して全国各地から中央に攻め上がれ!」と気勢を上げていたお元気なご老体もいたのである。w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年03月30日 15時21分53秒
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