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今日は自己紹介を翻訳してみる。
1.私は渡辺です。・・・・・・日本語。 2.I am Watanabe.・・・・・・英語。 3.나는 와타나베입니다.・・・・ハングル。 4.Eu sou Watanabe.・・・・・ポルトガル語。 5.我是渡边。・・・・・・・・中国語。 3.のハングルは【ナヌン ワタナベ イッスムニダ】と読む。 4.のポルトガル語だが、私が昔覚えたのは【シャーモメ ワタナベ】という言い方である。メは英語で言えばmeに当りこれを直訳すれば【(私は)自らをワタナベと名乗る】となる。 ポルトガル語を母国語として話す人間の数は世界に2億5,000万人いるということで、これは日本の人口の倍はある。鎖国時代の南蛮貿易で我が国とポルトガル人の係わり合いは深く、バテレン、キリシタン、合羽、襦袢、ボタン、カボチャ、コップ、金平糖、タバコ、天ぷら、パン、バッテラ、おんぶ、カルタ、トタン、ビー玉から果ては京都の先斗町に至るまで、これらすべてがポルトガル語に由来する【日本語】なのである。 私は日系人たちに教わるまでは【ポルトガル語なんて所詮はスペイン語の方言みたいなもんじゃないの?】と高を括っていた節があり、それも単なる間違いだと決め付けることは不可能なくらい両言語はよく似ている。私のポルトガル語の発音を聞いたある日系人は「スペイン語みたいだ♪」と笑っていたことを思い出す。 例えば日本の秋田弁・青森弁と博多弁・鹿児島弁を標準語抜きで純粋対決させたなら、果たして言葉は通じるのだろうかと疑いたくなる程だから、スペイン語とポルトガル語の差異など大した問題ではないのだろうと、これは今でも思っている。総じて西欧諸国の言語などみんな親戚関係みたいなもので、日本語と中国語程かけ離れた言葉ではない。だからそれらを全て話せるから【私はマルチ・リンガルだ♪】などと自慢されてもこちらは返答に困る。 5.の中国語は【ウォー シー ワタナベ】と読む。語順はインド・ヨーロッパ語族と同じだ。 故司馬遼太郎は中国大陸の総【簡体字化】を「漢字文化が失われる!」と嘆いていたが、今旧漢字を字体もそのままに保存し使っているのは台湾だけだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年04月19日 12時06分28秒
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