ソフトバンク王監督辞任
王監督が辞任を伝えた試合前のミーティングには、故障で離脱中の主力選手も加わった。王ホークスの「象徴」でもある小久保は、生え抜きではチーム最年長。左かかと打撲で今季中の復帰が難しいこともあり「最後まで一緒に戦えないことに悔いが残る」としながらも、王監督の就任前年に入団した経緯を振り返って「ほとんど同時にプロ人生がスタートした。ここまで育ててもらって本当に感謝している」としみじみと話した。 度重なる故障を乗り越え、2003年以降はエースとして王ホークスを支えた斉藤は「我慢もしてもらったし、王監督がいなければ今の自分がいたか分からない。もう一緒にできないと思うと寂しい」。1月に右肩を手術、今年はリハビリに専念したこともあり「最後の年に何もできず申し訳ない。それが心残り」と言葉を絞り出した。 ホークスの監督としてだけでなく、2006年にはWBCで王監督とともに戦った川崎も「自分にとっての監督は、ずっと王監督」としんみり。「僕らが思っているよりずっと体調がよくなかったんでしょう。グラウンドでは本当に元気だった」。現在は左足第2中足骨の骨折でリハビリ中。王監督との「最後の戦い」へ向けて、9月中の復帰を目指す。(西日本スポーツ)後任の監督は未定です。今日のBGMTOKIO「雨傘」