テーマ:バラがすき!(30620)
カテゴリ:ジェームズ・ギャルウェイ
5/14の日記で、うどんこ病の出た
挿し木ノイバラを処分した旨、レポートしましたが、 ひとつでもうどんこを出してしまったからには、 庭中にうどんこ病の胞子がばらまかれているものと考え、 注意深く観察していました。 その結果、5/16にジェームズ・ギャルウェイの 本葉一枚にうどんこ病を発見。。。 ↑この症状が出るまで気が付かなかったのは、 私の観察眼が足りなかったせいですσ(^◇^;) だいたい、『耐病性:普通』とされているバラを中心に 観察し、強い品種はくまなくチェックすることを 怠っていました。 応急処置として、この葉は本葉一枚、焼却処分しました。 その上で、その日の夜にバイオゴールドバイタル+ニームの 葉面散布を実施しました。 バイオゴールドのニーム 500cc 4935円 バイオゴールドバイタル500cc 1575円 翌朝のチェックで、下の写真のような葉をいくつか見つけました。 ↑わかります? うどんこの初期症状が出ている葉です。 子葉をよーく見ると、緑の葉に赤色っぽいイボ状のものが いくつか、点々とあります。葉にイボ状のものが出来ることは うどんこ病以外にもいくつかの原因が考えられますが、 きっとうどんこだろうなぁと思って経過を見守ることに。 その結果、20日の朝の時点で、イボ状の点々がある葉に うっすら白い粉が出たものを発見。やはり、ということで、 処置をすることにしました。 ベニカXスプレー 756円 ベニカXの登場です(^^) これを、初期症状であるイボの出た子葉のある本葉全体に 表裏くまなく、散布しました。 ベニカXのいいところは、適用回数記載無し、 耐性菌の出現率が極めて低いところです。 資材の散布は自己責任的なところがありますが、 うどんこ対策としてよく聞くもののひとつに、 イ○ジン希釈液で病斑の出た葉を拭く、というものが あります。 イ○ジンは、発ガン性物質があることや腎機能障害を 引き起こすリスクなどから、医療現場では 傷口消毒等には用いない流れになってきていますが、 そうした薬を使用するのは、オーガニック的では ないという印象を個人的には持っています。 (註:ここの記述については、下コメント欄の ごんたけさんと私のやりとりもお読み下さい。) それよりは、ベニカXのような安全な農薬を 散布した方が、逆説的ですが、オーガニック的だと 言えると思うんです。。。 このあたりについては、ぜひホムペのエッセイを お読み下さいね(^^)! ↑イボ状の部分を拡大してみました。 うどんこが出た株にこの手のイボを見つけたら、 まず最初にうどんこの初期症状を疑うべし。 20日、21日にベニカXを、イボの出た子葉を持つ 本葉の表裏に散布。20日には、それ以外の葉に ニンニク+唐辛子エキス入り木酢液150倍を散布 24日に、バイタル+ニームの葉面散布。 25日に新たにイボを持つ葉を発見。 やはり本葉全体にベニカXを表裏に散布。 その後、うどんこ初期症状の出る葉は出ていません。 うどんこ病、粉が吹く前に処置するのが吉、 と言ったところでしょうか(^^) カリグリーンもミネラシンも、登場する機会は ありませんでした。蔓延する前に対処したいものですね! ジェームズ・ギャルウェイ、うどんこに冒されず 美しい花を咲かせています。。。 ■『音楽と薔薇の園』ホームページ版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.06 23:24:42
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