テーマ:バラがすき!(30620)
カテゴリ:桜木
(クリックでアルバムページへ) ロベリアが美しく満開になっているのは、 ロベリアが子孫を繁栄させるためだし、 ロベリアが世界平和を願っているから。 そのロベリアの向こうには、ピンクのバラが咲いています。 桜木の二番花が咲いているのです。 桜木が可愛らしく咲くのは、 桜木が地球上全ての生き物の幸せを願うから。 葉を繁らせて炭素を同化し続け、 酸素を放出して生物を育て、 温暖化を緩和して、 人に愛されて延々と存続する。 絢爛に咲いた一番花とは打ってかわって、 ちらほらと、どこか儚く、しかし華やいで、 一重の花を咲かせています。 私は桜木に問います。 「あなたは何故、そんなに美しくて、可愛らしいのか?」 しかし桜木は、雨粒に時折あたって ぷるるんと打ち震えるだけです。 よく見ると、おしべが踊るように空めがけて 立ち上がっていました。花は恋をしているのでした。 そうなんです。花は花の内部で恋をしているのです。 花は一生懸命生きているのです。 それなのにそんなことはおくびにも出さず、 まったく優雅そうに咲く花たち。 桜木は、雨雲をじっと眺めて 何か神通力を発しているのでしょうか? 花弁を反り返らせて、 自らてるてる坊主の姿に化けて、 強い強い神通力を発しているのでしょう。 桜木は美しい、一重のバラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.22 22:55:33
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