カテゴリ:宿根草
朝、玄関の扉を開けるとすぐ、 私のカラダは空に吸われていきます。 すぅーーーーっ、と。
しばらくの間は、自分の実体がなくなって、 大気となって庭を漂います。 それも束の間。 花たちがまた、私のタマシイに電流を流して、 呼び戻してくれるのです(^^) ブルーの花の向こうにピンクがあって、 その向こうにバラの茂みがあって、 茂みの奥に、濃いピンクが見え隠れ。
その正体はシュウメイギク。 イングリッシュローズ花壇で、 バラよりも豪華に咲いています。
シュウメイギクという花の名前が好き。 「シュウ」という字は「秋」を意味しますが、 それは曇り空の下では「愁」となり、 満開の花を見ると「秀」を連想します。 「メイ」という字は「明」を当てますが、 花いっぱい咲く姿からは「命」を思うし、 美しい花には「銘」をあてたいし、 小雨の中では「愁鳴菊」と書きたくなります。 和のテイストあふれる花が、 秋を美しく彩ります。
ウッドデッキ前のダリア、京絵巻も 和のテイスト溢れる花。 こちらも今、満開です♪
花から花へと、視線はリレーします。
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Last updated
2008.10.10 23:01:11
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