My Sweetness / Stuff
ニューヨークのスタジオミュージシャンによるスーパーテクニシャンバンドといえばいいのだろうか?クロスオーバー/フュージョンというジャンルの音楽が日本でも大きなムーブメントとなっていた時代、その最大の牽引役がスタッフだったかもしれない。今は亡きリチャード・ティー(key)のフェンダーローズによるイントロが流れ始めただけでドキドキしてしまう。エレピ(お遊びでなく)が一般に認知されるようになったきっかけの曲ともいえる「My Sweetness」エリック・ゲイル,コーネル・デュプリー(g)、クリス・パーカー,スティーブ・ガッド(ds)、ゴードン・エドワーズ(b)という当代の名手が揃っていたのだから演奏がうまいのは当たり前。すごいのは美しいメロディの裏に流れるグルーヴ。歴史に残る傑作だ。Stuff スタッフ / Stuff 【CD】