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テーマ:徒然日記(23474)
カテゴリ:徒然日記
すーーーーーっかり、ご無沙汰しております。
最近、出だしはいつもこうです(゜ー゜;Aアセアセ 前回と同じ書き出しです(゜ー゜;Aアセアセ 前回が2月17日、これじゃぁ日記じゃなくて月記ですね┐(-。ー;)┌ヤレヤレ さて、今日のネタ。 皆さんのご家庭でも新聞を取っているかと思います。 読売やら産経やら朝日、あるいは地元紙と新聞は色々ありますが、 おそらくはどの新聞にも1面の下の方にコラムが載っていますよね。 最近、職場に昼休みになるとよく保険の外交員さんが来て、 大手各紙のコラムを一覧にしたものをくれます。 改めて読んでみると、文章もうまいし、いいことが書いてあるんですよね。 最近の昼休みのちょっとした楽しみになっています。 そういえば、中学くらいの頃、先生が、新聞のコラムを毎日読みなさい と よく言っていたのを思い出します。 確かに、文章を短く簡潔にまとめて書くというのにはもってこいのお手本ですし、 書いてある内容も、今の世相や時事問題を取り上げていますから、 これを読むのは良い勉強にもなります。 今日はその中の一つをご紹介。 3月6日の朝日新聞、「天声人語」の記事です。 以下、その記事をそのまま転載致します。 『江戸中ごろに始まる金魚売りは涼しげな商売で、夏の季語でもある。 とはいえ、品物が泳ぐ水桶を運んで売り歩くのは重労働だ。 炎天下、よろけることもあった。<金魚売り己の影へ水零す>中村苑子 明治までの金魚売りには天秤棒が欠かせない。両端に桶を下げ、真ん中を肩に担ぐ。 昔の旅姿にある振り分け荷物のように、前後に等しく荷物を下げ安定させた。 同じことをすると、がぜん不安定になるのが自転車だ。 転ぶと命にかかわるから、前後に幼児を乗せれば交通違反となる。 黙認してきた警察が「禁止」を強く打ち出すと、母親らから 「送り迎えができない」「買い物に困る」と悲鳴が上がった。 警察庁は、安定して走れる自転車なら3人のりを認める方針に転じ、 メーカー団体に試作を要請したという。安定の工夫とは、低い重心や三輪化だろうか。 ともあれ、母の声が行政と産業界を動かし、交通ルールを変えようとしている。 細腕に力を込め、よろよろと進む3人乗りは「子育て奮闘中」の見えない旗を掲げている。 老いる日本が子を欲する時に、国が四角四面に育児の足を奪っては時代感覚を問われよう。 かといって、危険な習慣を放ってはおけない。 3人用の開発とともに、数年しか使わない「特殊車」の負担を軽くする道も皆で考えたい。 幼児を事故から守り、子育ての現実にも気を配る。 どちらも譲れぬ安全と便利とを、社会の天秤棒にどうぶら下げるか。 「金魚え~金魚~」の声に群がった人々のように関係者総出でワイワイやれないか。』 ちょうどこの記事が掲載された頃だったのだと思いますが、 母親が子供二人を前後に乗せる3人乗りを容認するとか何とかっていう ニュースをやっていましたね。 例えや言い回しの上手い素敵な文章でありながら、 今の社会が抱える問題点を鋭く突いていて、とても考えさせられるコラムですよね。 心に響く素敵な文章だからこそ、テーマに取り上げた問題も心に残り、 何かにつけ、ふと思い出させ、考えるきっかけを与えてくれると思います。 皆さんも、ご家庭で読まれている新聞のコラム欄、 改めて目を通してみてはいかがですか^^ この他にも、まだ幾つか素敵なコラムのストックがありますので(*^m^*) ムフッ ネタに困ったときには、また掲載させてもらいます(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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