カテゴリ:仕事
前後してしまったが、のどまるさんが仕事を教えておられる相手との間合いに苦労しておられるようで、思い入れいっぱいのメッセージを読ませて頂いて考え込んだ。
<のどまるさんのメッセージ引用> ここで今うちに最後に入ってきた人(4~5ヶ月目?)が躓いています。 でも本人は躓いていることに気付いておらず 周りがヤキモキしてるばかり。 こういうのって、言葉で教えるのはとても難しいですよね? 「空気を読め!」としか言いようがないので困ります。 やり方を学ばせるというよりも、その人の中のある感覚を呼び起こすということが必要なので。 どこに眠ってるんだよオ~イ!と毎日心の中で叫んでいます。 いやー、本当に採用し、研修し、一人前の使い手にすることって本当に難しい。 私とのどまるさんとの間で「相手がいかに空気を読むセンスがあるか」が高くて厚い壁であることの認識は一致していると思う。 そこから先がまたいろいろ枝分かれしてくると思うが、つらつらと「相手の器の体積」を考えたりする。 仕事の上で、研修中の新人の場合も、すでに研修はとっくの昔に終わり、ある程度の経験を積んだ中堅社員の場合も、その人が途中で立ち止まる(または躓く)箇所はいくつもあるだろう。 そういう場合、これらの社員が手を抜いたり、横を向いて舌を出したりして「(手抜きが)バレた」的な反応の人の対処は非常にラク。 もっとがんばらせる方向を考えればいいだけだから。(もちろん方法論はいろいろ考えないといけないが、畢竟、まだやれるという現実がある) しかし本当に困るのは「すでにツツイッパイでこれ以上がんばれない人」だ。 100ccしかはいらないコップに500ccのコーラは全部はいらない。 すでにがんばり切ってしまっている人に「もっとやれ」と言ったって所詮それは無理なのだ。 ツツイッパイになってしまった人の対処は結構こっちがきつく感じる。 困るのは、自分以外の誰か(もっと上の人とか)がツツイッパイ系の人を雇ってしまい、そういう人も最大限に使えるようなことを、ある種、探してあげないといけないような場合。 こういう場合に教える立場にある人というのは「何の因果で自分が・・・」と思うものだ。 しかしなにぶんにも入れ物の容量に限界があると、叱咤激励もそこからこぼれてしまいがちで、相手もやる気マンマンなだけに可哀相になることもある。 片や、実力を出し惜しみしたり、できる限り貢献度を抑えにかかってしまったりするような、空き容量たっぷりのハードディスクの持ち主あり。 結論の出ない日記だが、人にモノを教えるのは本当に難しいと痛感する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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