カテゴリ:テレビ
この2年ほどは特に何度も日本に帰ってきて、そのたびにバラエティ番組中心の日本のテレビに違和感を感じていたのだが、やはり生活の基盤がこっちになるとそれなりに腰を据えて(?)日本のテレビに見入ってしまうことも多くなった。
今、絶対に見ているテレビ *北京バイオリン NHKで土曜の23時過ぎからやっている中国のドラマ。 もともとは2002年だったかに同タイトルの映画が上映され、かなり好評を博したもののドラマ版だというので、早速、映画もDVDを借りてきて観た。(二重マルですよ、私としては) このドラマ版は、もともとの映画を24回のドラマに仕立てたこともあって少し冗長な感じが今ちょうど出てきているところ。 その上、主役の男の子は映画のほうが抜群によかったしドラマ版の主役はちょっとこまっしゃくれていて煮詰まった感じで気になるが、ちょうど帰国した週の土曜が初回だったのでずーっと見ている。 *TOKYO MXという東京ローカル(?)のテレビ局全般 いやー、実は密かにこのTOKYO MXというチャンネルをついつい見てしまう毎日なのだ。 まずは朝、テレビ朝日だとかフジテレビだとか、メジャー系の朝からワイドショーが6時台から軒並みひしめく中、我が家はこのTOKYO MXのTOKYOモーニングサプリを見ている。 金のかかるゲストは呼べなさそうな番組で、在日で日本語ぺらぺらのガイジンパネラーを出していろいろしゃべらせているのがおかしいのと、司会者のにいちゃんがこの間、なかなか私自身が持っていたのと似たような意見を結構ばしっと言ってしまっていたのでおおっと思って毎朝見るようになったが、このパーソナリティの人って徳光正行って言うから、あの徳光和夫と親戚縁者かと思っていたら親子だったのね。 徳光和夫って私の中ではあんまり頭のいい人に思えていなかったので、息子をよけい見直した。 このモーニングサプリがなんとなく終わってしまうと(日によってそれからしばらくしてから家を出ることもあるので)なんとあの往年の「ハクション大魔王」の再放送が始まったりする。 あれも私はかつての本放送の時代には別にそれほどおもしろいとも思っていなかったが、今頃こんなのを再放送しているのかと思うとついつい見入る。 この局では土曜の昼に立川談志と野末陳平が好き放題の年寄り放談をやっていたりする。 立川談志はだいたいキライだし、野末陳平に至っては長年忘れていたので「こっち側のオッサンは誰や」と思っていたら野末陳平だということが後でわかり、ずいぶん懐かしい顔だなと思った。 そしてこのTOKYO MXは夜になると延々テレビ・ショッピング一色でこれがまた楽しい。 思わず買いそうになる。 特にファンデーションのベアミネラルは、今もう少しして余裕ができたら買ってみようかなと思わないでもない。 *学校へ行こう この間、チアリーディングのジャパンカップという頂点を目指して箕面自由学園高校と梅花高校のチームの練習風景や心理的な背景を捉えながら撮影していたシリーズはよかったなぁ。 何週か見てて涙が出た。 そんなに努力しなくても、そこそこお金さえあったらこんなになんでもいつでも手に入る世の中になって久しい今の時期に、もう「一所懸命」なんていう言葉が遠く忘れ去られそうになっているこの時期に、あんなに自分のためにチームのために、他のことを忘れてがんばっている子たちがいるのを見ると、救われたような気がする。 勉強なんか別にせんでもええんやで、今やっているその練習をがんばり、と言ってあげたくなる。 まあ、こんなところかな。 とにかく家に帰ってきて、夜は夜のニュースが楽しみというか、ニュースを見ないと眠れないという感じ。 じゃあ、その日の出来事はなんでもわかっているかとそういうわけでもなくて、こうして他のことをしながら横でニュースが流れている程度のことだけれども、ニュースが途切れると他のチャンネルにいろいろ変えて、これ以上ニュース番組がもうないなというところまで見ている、みたいな。 あっ、そうそう。 それはそうと小島よしお、だ。(笑) 最初にこの人を見た時は、うひゃー、また芸もないのにわけわからんやつが出てきたな、と思ったが、なんか異様に後を引くおかしさがあって、負けた。(爆) 会社で「今や小島よしおはスペイン人も真似をする、レゲエで『おっぱっぴー』と歌っている」と聞いたので、ちょっと見てみたらあった。 小島よしおの場合は、自分でも何がおもしろいか説明できないけれども「おもしろくない」とは絶対に言えない(言っちゃいけない気がする)不思議なキャラだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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