セミプロ・ミュージシャンの知られざる日常

少し前の話なんですが、某ヴィジュアル系バンドのヴォーカル、○ｙｄｅのバックバンドの話をもらったことがあります。

ある日の仕事中、スタジオで仲良くなったバンドの人が"ベーシストだよね？ちょっとこの人と話してみて"、と携帯電話を渡してきました。

訳が分からないまま電話に出てみると・・・
"今、ベーシストを探してるんだよ。バック・バンドだから自由はきかないけど、やってみない？"とのこと。
これはチャンスかも、と思い、アーティストさんはどなたですか？、と聞いてみる。
すると、"○ｙｄｅって知ってる？"と。
知名度を考えると、これは間違いなくチャンス！

それで、"分かりました、是非詳しいお話を聞かせて頂きたいです。"と答えると、写真や音源等の資料を送ってくれとのこと。
メールアドレスや連絡先を聞いて、最後に名前と所属を聞いてみる。
その人は(自称だけど)、音楽系ではないタレント事務所のスタッフらしい。
調べてみると、結構なビッグ・ネームのタレントも所属している。

よーし、チャンスつかむぞー、とテンションが上がる。
早速帰ってから、メールにて資料を送信。
そして待つ。

・・・１週間。
・・・２週間。

・・・１ヶ月。

返事がない。
そもそも、資料が届いたかどうかすら不安になってくる。

そこで、最初に話を振ってくれた人に聞いてみる。

"俺も２回くらいしか会ったことないから、よく分からないんだよね・・・"だって。

話振ってくれるのは嬉しいんだけど、得体の知れない人は勘弁して欲しいなぁ。。。
それにしても、テキトーだよなー、音楽業界(^^;　ある程度は分かってたけど。

最初に話くれた人に何だか謝られたけど、
"いえいえ、勉強になりました。"と言いました。
全然皮肉とかじゃなく、正直な気持ちでした。もちろん、残念でしたけど・・・。

やっぱり他人に頼るんじゃなく、自分で道を切り開かなくちゃな！、と強く思った瞬間でもありました。


しかし、あの電話の人はホントにタレント事務所のスタッフだったんだろうか・・・？(^^;

今日は、最近発売になったMy Chemical Romanceのニューアルバム、
"Black Parade"をパワー・プレイ！！

このバンドはハード・ロック/へヴィ・メタルにパンクをプラスしたような音を出します。
ポップなメロディもたくさん出てきて、聴いててテンション上がります！
今なら、初回限定盤がスペシャル・プライス￥1980とお得です。
値段も手頃で、オススメです♪