カテゴリ:生活
先日、中国に馴染んでいる日本人の方から、うまい中国茶を見つけたと聞いた。
わたし、中国に来て まだ死ぬほど美味しい中国茶という代物を知らない。 単に珍しいだけの薔薇茶、菊茶、ウサギの糞みたいなジャスミン茶、お湯の中に 入れると花が咲いたようになる芙蓉茶等々、日本ではお目にかかれないようなお 茶ばかり買っていた。 そこで、うわさのそのお茶を買って見る事にした。 それは中国最高級と言われる鉄観音茶の中でも特に高級な葉のみを使用したお茶 名前はタダの「鉄観音茶」だった。 500g、780元だという。 一般に通常500gだと高いものでも50元位なので、相当高い。 買って飲んでみた。 まず、香が違った。お酒で例えると大吟醸。甘いかおりが一面に広がる。 その後味は?一杯目は捨てる、二杯目から飲む。やはり甘い。 ん~~ん。 これが美味しいと言われる所以なのだろう。 3杯目、4杯目、味はもう甘くなかったが、これがいつも飲んでいるお茶の味。 5.6.7杯目とまだ味がにじみ出てくる。 これだと、10杯はいけそうだ。 日本の高級茶と言うと葉の先端のみを使用した玉露となるが、中国茶の場合は葉っぱの形全てでこの味が出てくる。 やはり、葉その物が日本の物とは違うのかもしれない。 なかなか買えないが、やはり美味しいものは高い。 中国には、日本みたいに安くて良いものは無いと言われる。安い物は悪い、よく壊れる。それは何に対しても同じで、良いものを求めればそれは高意と言うのが常識のようだ。 さすが、中国である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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