カテゴリ:中国的習慣
中国のカラオケの女の子達は、身体を張って仕事をしている。
ご指名がかかった日は1日200元のチップの内、カラオケの会社に30元の場代を払い、後の金額が本人への報酬となる。 お酒が飲めない子でも無理をして飲む、日本と違って「飲めません」はココ中国では全く通用しない。 可愛いだけで愛想が無ければ、もう次からのご指名はかからない。 ただ、中国人にとっては、このカラオケの女の子達は特別な存在みたいだ。 地元の人間はほとんど居ない。全く知らない場所で仕事をしている。 よって家族には内緒の女の子も多い。これはマッサージの女の子も同じだ。 昔、カラオケの女の子から相談というか、話しを聞いたことがあった。 それは、「彼氏が出来ても、カラオケに勤めている事がばれた時点で別れて欲しいと言われるので彼氏は作らない」と・・・ 日本でも多少、水商売と言うとその彼女と付き合っていても男の方が今日も客の相手をしていると思うと気をもつものだ。 しかし、日本のそれとは違って全く違う世界の存在になるようだ。 中国の田舎では、未だに処女で無いと結婚の対象として良くないという所もあるという。そういう面では、保守的な世界なのかもしれない。 よって、女の子達も長居する子は少ない、一年か二年辛抱してお金を貯めたらさっさと田舎に帰っていく。 1ヶ月、休みなしで働いて25日ご指名が取れたとしても170x25=4250。宿泊代、食費、電話代、洋服代、化粧品等で1250元消費したと考えると残りは3000元x24ヶ月=72000元は日本のお金で、約100万円。お金を貯めたら、さっさと田舎に帰って普通の女の子に戻って結婚する。 このパターンが一番多いのではないだろうか。 中国でのワーカー平均賃金の約4倍の金額に相当する。 日本とのGDPでの比較から換算すると、30倍だから2年間で3000万円貯めた事になる。やはりすごい。 飲みすぎで身体がぼろぼろになる女の子も少なくない。 お金を儲ける為には、どんな手段でも駆使する。 最初はお母さんが病気になり、次にお父さんが怪我をする、次におじいちゃんが危篤になり、おばあちゃんが大病を患う。ついで存在しない弟まで出て来たりする。極めつけは、おばさんが倒れてお金が必要だ、まで言ってくる。 まあ、常道手段なのかもしれないが、騙されて男はその子に貢ぐ君となる。 人にも寄るが、ツワモノはもう何回もお母さんを殺している子もいると言う。 まあ 騙し、騙されつつ、擬似恋愛ごっごは永遠に続くのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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