カテゴリ:旅行
今回の列車の旅は、21駅の停車で順番に1揚州2儀征3南京4馬鞍山
5○湖6宣城溪8黄山9景徳鎮10鷹潭11向塘12宜春13萍○14醴陵 15株洲16衡州18坪石19韶関20英徳21广州だった。 夜、ビールの飲みすぎで何回かトイレに行ったのだが真夜中にも かかわらず「使用」のランプがついている。 ノックをすると人が入っている。待っても待っても出てこない、 余りに長いので前の列車のトイレに、又人が入っている。 前の前の列車のトイレに、これもまた人が入っている。 後から聞いたのだが、この広州行きの列車は麻薬をする人が多く 特に夜中はトイレから出てこない人が多いらしい。 冗談かと思ったら、車掌さんもそれを愚痴っていた。 夜は陳 舜臣の書いた 「実録 アヘン 戦争」を読みながら暇な 時間をつぶした。この本の舞台にも広州が出てくるが180年前の 歴史に想像を膨らませながら読むとまた楽しかったが、まさかこ の列車の中でも現実に麻薬をしている人が居ると思うとなんとも 複雑な心境だった。 朝起きて見ると、もう景徳鎮も過ぎ向塘に着いていた。 また、おじさんが話し掛けてきた。 ここらへんは風土病として、「住血吸虫」が多いのだそうだ。 土地を見ると真っ赤な赤土に水溜りみたいな池が点々としている。 もう見る限り「住血吸虫」が居そうな感じだ。この虫は扁形動物、 吸虫綱住血吸虫科の寄生虫の総称で糸状で、哺乳類・鳥類の血管内 に寄生する。雌雄異体なのだそうが昔は日本にも居たそうだ。 農民で貧しく、家も赤レンガのぼろぼろの家が多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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