カテゴリ:旅行
まずは寝台列車の切符に交換してもらう為車掌さんを探した。
居た、手に腕章みたいなものをして、服装も他の人たちとは違う。 すがるように、チケットの交換をお願いしたところ、 「没有」 一枚も残って無いのですか? 「没有」 ・・・・・・・ あきらめるしかない、とほほ・・ ぐったりして席に戻ると、あれっ私の席に座っている女の人がいる。 「ココ、私の席ですが・・」 すると、自分の席に戻って行った。 たぶん、窓際の席なので外が見たくて座ったのだろうが、私が来ても こちらから話すまでは図太く座っている、ここら辺が中国らしい。 しょうがない、最初の予定では寝台に交換してゆっくりしてからケン タッキーの食事をと思っていたのだが、行く所が無いので自分の席で 食べる事にした。 それにしても荷物も気になる。真上の荷台に乗せたので荷物が全く見 えない。これで寝ているうちに取られても全くきずかない。 段段と夜がふけてきた。汽車の中は盗難防止の為、ガンガンに明るく してある。寝ようと思うのだが、硬座は背中が垂直なのでなかなか寝る 事ができない。隣を見るとアベックはお互いに重なりながら寝ていた。 皆さん上手に寝てなさる。 私も寝たいのだが、この体勢では非常に難しい。結局その日は夜中の3時 ぐらいまで寝れず、朝も5時ぐらいに起きてしまった。 朝起きたら、首が痛い。無理な体勢で寝たのが悪かった。それから寝不足 うとうとはするのだが、やはり寝れない。 ん~ 今日の夜ももしかして同じような状態であればもう耐えれない。 食堂車に行き、車掌を探した。拝む気持ちで、寝台の事を聞いてみた。 「没有」 ・・・・・・・ 途中下車も視野に入れておかなくては、そう思っているうちに西安を通り 過ぎた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月14日 16時57分57秒
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