カテゴリ:中国的習慣
夜中に帰ってくると、最低でも必ず3匹は待っていてくれる。
野良犬ちよ、小さいブルドックの雑種犬、三毛の野良猫のメンバーだ。 かれこれ3年位の古い友人だ。 野良犬「ちよ」は、なつくまでに一年以上かかった。絶対に人間は信じて いないみたいで、最初は触ろうとした仕草だけでもう近づいてこなかった。 今では、自分からおなかを見せるようになってしまった。 そうなるとまた可愛い。 しかし、その中でも弱肉強食が存在する。 野良猫は、敏感なのか真っ先に音もなく近づいてくる。 そして足もとに体を擦りつけておねだりをする。 するとどこからともなく、小さいブルドックの雑種犬が走ってくる。 この犬は、人に飼われているらしく人懐っこい。 最初に居た猫ともいつもは友達で仲良くしているのだが、この時だけは違う。 その猫めがけて、咬みつき唸りながら引きずり痛めつける。 その事でこの猫は恐怖から、もう私の近くには来れない。 小さいブルドックの雑種犬が主導権を握ったところで真打登場! 野良犬のちよがゆっくりと近づいてくる。 でも野良犬ちよも面白くない、ちよのほうが2倍以上大きい体格なので 小さいブルドックの雑種犬は噛まれると太刀打ちができない。 小さいブルドックをはがい締めにして、咬みつく。 その光景は、真剣そのもので「食い物の恨みは恐ろしい」と言うが正にこの事 なのかと思うほど相手を痛みつける。昼間はあんなに仲が良いのにと思ってしまう。 そして順番が決まった時点で一段落するので、食べ物を与える。 食べている時は、独り占めはせず仲良くしている。 しかし食べるものが無くなった時点で、また力関係があり弱い者の食べ物を奪う。 その自然界の掟を眺めながら「人間も同じかな」と思う反面、 「でも人間はもう少し利口でありたいなあ~」と酔っ払った頭で感じていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国的習慣] カテゴリの最新記事
|
|