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しばらくぶりなのであらすじを。
「お百度参りで願いは叶うの?」 そんな妻の質問に答えるのも忘れ、私はある少年に目を奪われてしまう。 その少年はいじめから逃れるためにお百度を踏んでいた。 お百度参りから2年が過ぎたある日、少年の前には顔を赤らめた女の子が現われる! これから、うれし恥ずかし○○○○が行われようとしていた。 ○○○○ってもしかしてアレ? ★ ★ ★ 「ど、どうぞ・・。」 そう言うと、女の子は恥ずかしそうにうつむきました。 ためらいながら・・少年はそっと女の子のほうに手を伸ばしました。 高鳴る2人の鼓動・・。 そして少年はピンクのリボンのついた白い箱を受け取りました。 「あっ、ありがとう・・。」 1985年の2月14日、私は生まれて初めて女の子から手作りの バレンタインチョコレートをもらいました。 そして、うれし恥ずかしいことに、なんと告白を受けました。 こ・く・は・く・・ 「えーっ僕に??信じられない!」て感じでした。 だって1年前まで、いじめられて毎日お風呂場で泣いていたのですから。 話しがややこしくなってすみません。 お気づきかもしれませんが、お百度を踏んでいた少年は昔の私の姿なのです。 実を言うと、私はいじめられていた記憶を長い間、 思い出さないように思い出さないようにしてきました。 思い出すとすごく悲しい気分と自己嫌悪に陥るのです。 それはとっても嫌な気分なのです。 「出来れば、この記憶を消したい」と思っていました。 ところが昨年、石切神社に訪れたことをきっかけにこの記憶がいやおうなく 呼び覚まされてしまいました。 「お百度参り」が、「いじめられた体験」と深く結びついていたからです。 思い出したくない記憶でも、色んな偶然が呼び覚ましてしまうものですね。 いつもの私はこの記憶が蘇ると、何か他の事を思い浮かべて打ち消していました。 しかしこの時はそれができませんでした。 それどころか走馬灯のように「いじめられていた時の記憶」が 次々と蘇ってしまったのです。 悲しみと自己嫌悪に突き落とされる最悪の事態・・・。 と思いきや・・あれれ? 何だか胸がじーんと熱くなるのです。 それは、いやな過去の記憶が「素晴らしい経験」に変わった瞬間でした。 それ以来「いじめられた記憶」は私の宝物となりました。 「なんで??どうして?いやだった記憶が宝物に変身するの?」 不思議でしょう? 次回、ダイエットにも役立った、その秘密に迫ります。 PS、更新が遅くてすみません。 皆さんのブログが面白くって、読むので時間いっぱいなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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