テーマ:自転車(13144)
カテゴリ:生活
元々前3段、後ろ3段の21段変速だった私の自転車。
ここのところ通勤に使うようになって、しばらく放っておいていたところをちょくちょく整備中です。 それで、昨日から前が2段、後ろが3,4段しか動かなくなってしまっていた変速機周りを整備しました。手元に数字が書いてあってカチャカチャ変えるとその段になるのが本当の姿なのですが、どうも渋いのです。 まずは、段数が少ない前ギヤ用の手元の数字を書いてあるところの部分を開けてみました。何かメカニカルな感じ。機械式腕時計の様でした。でも、たいした部品数でもないのできっと組立は何とかなるだろうとバラバラとバラしました。次に、その裏側を開け部品を軸に沿って抜くとビシューンと何かが飛びました。そこには表面の細いスプリングと違いと違い1mm各位の太いスプリングが入っていました。 一通りしくみは分かったので組み立てようとすると嫌な予感がしていたのですが、予想通り太いスプリングがはまりません。ラジオペンチでも押さえきれずかつ水平に嵌めたいのに、嵌めたい部品には他の部品が圧入(溶接)されていてすごく作業がやりにくい状態でした。 結局、ハンドルから変速機を抜き取り少しでも作業性を上げて最大限の努力したのですが、スプリングを元に戻すことはできませんでした(悲) 仕方ないので、2段目固定になるように調整し、変速機は見かけだけ元に戻し機能はしない状態になりました。ただ、後ろのギヤが7段全て使えるようになったので、どうせ、通勤やのんびり待ち乗りしかしないので、これでよしということにしました。 1日半かかっていい勉強になりました。バイクよりもコンパクトである分、工夫や特殊部品が盛りだくさんで難しいです。分解整備を前提に作られていない部品も多く、自転車の分解は気をつけないといけないと思いました。工場では専用工具(機械)で一瞬で作られているんでしょうね。きっと。 しかし、技術屋としては悔しい。たかが、自転車されど自転車。 本来は部品交換か、自転車丸ごと買い替えでもいい年式なので乗れているだけマシかと思って納得するようにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.09 19:16:23
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