無職の潤い

自分が納得するような正社員の働き口が見つかるまでのつもりで、派遣社員としてある近所の会社で働いていました。
これまで、１年半以上も無職で仕事を選んでは応募していたのですが、選びすぎたせいかなかなか決まりませんでした。ところが、なんと、ご報告済みですが派遣社員の申し込み直前に応募を出していた企業から内定を先日頂きました。

早速、派遣元の会社には今度の入社日の数日前に退社予定の旨を伝えたのです。派遣先には派遣元から連絡を入れるので、特に私から言う必要はないと言われましたが、人の手配や私に対する教育（入社一ヶ月半）などの方針も変わって来ざるを得ないだろうと考え、独断で派遣先の係長へ朝一で転職の事実を伝えました。

とても理解のある係長だったのでできたことでした。少々残念がっていましたが、家のローンや子供のことなどを話すとその方がいいだろうなと理解を示してくれました。言って良かったしホッとしました。その後も仕事中これまでと特に対応も変わらず、接して頂きました。話はそれますが、将来、部下を持つようになったらああいう上司になりたいと素直に初めて思いました。

パートのおばさんがたくさんいる職場で飲み会もなかなかできず、仕方なく「男だけでいきましょうよ」と誘って来る班長はきっと今後のことについて話したいのだろうな・・・と、申し訳なく、この転職が係長からどう伝わるか気になっています。

今日も朝、会社で忘れ物に気づき家に取りに戻ったほど近所の良い会社で、パートのおばさん方も思いやりのあるいい方ばかりの良い職場だったのです。しかし、流石に家のローンを70歳以上まで働いて返すのも現実的でないので、かなり遠距離（引越しが必要）でしたが、年収が２倍超の正社員の道を選びました。もちろん、そのメーカーの作っているものが大好きだったのが応募したきっかけです。

今日はとてもストレスを感じ、勇気のいる一日でした。そのせいで体調を崩したのかも知れません。

今後、できるだけ迷惑をかけずにフェードアウトし、心機一転心置きなく新しい職に就ければいいと思います。