テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:健康
『「片づけられない人」の人生ガイド』を読んだ。
「片づけられない人」の人生ガイド 「片づけられない女たち」の姉妹本だが、こちらは、作者のカウンセリングの経験から仮想のADHDの代表例を挙げて、ADHDと診断されたときに行うことから、自分を知ること、外界との接触の方法などが詳しく書かれていた。 現在、自分がどの辺りにいるかを判断することが第一となるが、その後は、大抵の人は、この人生ガイドの道のりに沿ってADHDなりにうまく人生を切り開いているとのことだ。 おれは、自分を知ることと外界との接触辺りで、ぐるぐる回っているような状態だと分かった。道のりはまだ険しい。 道のりが険しいというのも、作者の経験からかなり分析されていて、いつも避けて通っている道を通らなければいけないようなことも具体的に書かれていたから、実践ではそれなりの勇気を必要とするからだ。 ただ、最後の段階まで来ると、ADHDの特徴を生かし、イキイキ人生が送れることが想像できるところまで書かれているので、いつも傍らにおいて今はどの段階か、どういう振る舞い、考え方が必要かなどの手引書(まさにガイド)として使うと良いと思う。 正直、内容はかなり濃い。読んでいて疲れもしたし、集中しきれなくなる部分も多かった。後半になるほどそういう状態だった。必要な部分を何度も読み返す読み方が合っている本だ。 姉妹本(先に出版されている) 題名が”女”から”人”に変わったのは男性のADHDについても知りたいと男性から要望があったからだそうだ。 片づけられない女たち 次は、「片づかない!見つからない!間に合わない!」を読もうと思う。これも約400頁の大作だ。 片づかない!見つからない!間に合わない! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.17 22:35:36
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