イジメはいけません
世間は七夕だったようですが、忙しくて行事を愛でる余裕がありませんでした。幼稚園のチビはしきりに「おりひめしゃまとひこぼししゃまが~~」と話してはいましたが・・・先週の金曜日は長女の授業参観&懇談会、今日は長男の参観&懇談会でした。5時間目の授業を参観するのですが途中にチビの幼稚園のお迎えがあるのでどうしても途中で抜け出す事に・・・どうやらその間に長男は「ことわざについての発表」をしてしまったみたいなのですが・・・懇談会になって十数人のお母さん方と担任の先生と話をしました。1人ずつ最近の子供の様子を話していったのですが、女の子のお母さんが「最近特定の子に仲間外れにされ困っていました、でもどうにか仲良くなったら今度は他の子に外されて・・・どうしたらいいのでしょうか」と言っていました。私も「うちの子も一時休み時間に仲間に入れてもらえないと言っていた時期があった、今でも心配です」と言いました。全員の話が終わったあとで先生が「5年生はとっても不安定な時期で正直色々あります。特に女の子は陰湿だったりして多少のもめごとはあるもの、と親御さんの方でも覚悟をしていて下さい。子どもも1つずつ乗り越えて成長していきますから・・・ですがイジメは絶対にいけません。イジメる子が絶対いけません、本人に不安定な物があるからどうしても自分の周りを固めて安心したいのです。イジメられる子は絶対に悪くありません。例えどんな理由があってもイジメをしてもいい人間、イジメられてもいい人間なんていないのです。私も気をつけてみていきますがどうかご家庭のほうでも何か気付いたらすぐに言ってください。」とおっしゃってくださいました。私は息子に「いじめられるあんたに原因があるのかもしれないよ、原因が分かったら治すように努力しなくちゃいけない。でも無理にまで人に合わせることはないんだからそんな時にはその子と遊ばなくってもいいんだよ」といいました。それがよかったのか悪かったのか分かりませんが、当時うまくいかなかった相手とは今離れて、他の友達と仲良くしているようです。懇談会後、先生に詳しく聞いてみました。どうやらうちの子がいじめられるのはやっかみ半分もあるみたいで・・・うちの息子は自分の能力は考えず(笑)、何でも手当たり次第にやってみたり、手を上げて「やりたいです」とか言うので、やりたくても言い出せない子からみれば「何だよアイツ」って感じになっているらしいのです。1年生の頃からこの小学校にいるなら我が子の性格も理解してくれるのでしょうが、4月に越してきたばかりなので回りもまだ理解してくれるまでには至らないのかも。目立ちたいという気は多分なく、「みんなやらないの~~?じゃぁ俺がやるよ~~」みたいなノリだと思うのですが・・・最後に先生は「日本人はどうしても自分と違う物を排他するようです、だからいじめが起こるのかもしれません」とおっしゃってました。コレは親の私も反省です。みんなと同じであれば、普通であれば・・・そう安心している自分がいるのも事実です。でもどこまでが個性でどこまでがわがままなのかそれも難しいですよね。先生のお話を聞いてなんだかちょっと吹っ切れた気がします。引越しやらで生活変わって私も疲れていて思い詰めたのかも、って思っています。今では焦らずに新しい生活に馴染んでいけたらなって思います。