「ジェーン・エア」より(Part 3 カウンセラーならこんな人がいい)
Know that in the course of your future life you will often find yourself elected the involuntary confidante ofyour acpuaintances'secrets: people will instinctively find out, as I have done, thatit is not your forte to tell of yourself, but to listen while otherstalk of themselves; they will feel, too, that you listen with nomalevolent scorn of their indiscretion, but with a kind of innatesynpathy, not the less comforting and encouraging because it is veryunobtrusive in its manifestations.以下、大久保康雄訳(新潮文庫)おぼえていて下さいよ、これから先も、自分がいつのまにやら打ち明け話の相手にされているのに気づくときが、なんどもあるということを。わたしと同様、人々には、あなたが得意なのは、自分のことを話すことではなくて、他人の話の聞き手にまわることだということが直感的にわかるのです。自分たちの軽はずみな告白を、悪意に満ちた侮蔑ではなく、生来の同情心で、あなたがきいてくれていることが感じられるのです。同情の表し方が、控え目だからと言って、慰安や激励の度合いが減るわけではありません。これ、初めて読んだ時、かなり驚きました。お見事!って。カウンセラーといわず、お友達でこういう人が欲しいです。でも、まだ会ったことがありません。ww「ジェーン・エア」三連発、おしまい。 m(-.-)m