涙腺が。
たかが、子供の映画で泣く。自分が子供なら子供らしいが、おばさんが泣くのは恥ずかしいなあ。でも、シュガーラッシュで泣いてしまった。わたしが子供の頃には考えられないような筋運びで、ハリウッドにどんなにか日本が影響を与えたか、感慨深いものがある。真央ちゃんが。あと8年後のオリンピックにも出られたら。いいのにな。生身の人間だものねえ。好きなことで、シビアに、尋常じゃない程、競わなきゃいけないって辛いだろうなあ。技のことだけ考えて、誰かの念とか政治とかしがらみ一切頭から消して出来た出来た良かったって。。本当に、そういう、人間の汚いものから離れたところにだけ純粋に向かえたほうがきっと真央ちゃん楽だったよねえ。なんでもない、ピアノの発表会だって、勝手に手が震えて、体が勝手に浮き上がったように制御不能になりかけるのに。どんなに恐ろしいか。あんな状況の中、頭の中が真っ白にならないほど、練習するって、どのくらいだろう。普通の人が考えつかない程、練習しているのだ。ピリピリに冴えた頭のまま、すり鉢みたいな、異国のリンクに立つ、かあ。。やっぱり、子供の頃からの、スケートにまつわる真央ちゃん自身の記憶が、真央ちゃんを支えるのだろうな。観客の怒号よりも、自分の思い出と一緒に滑ってくらはい。