プリンスロスっぽかった。。
先週金曜日に自分で自分に驚くほど哀しくて哀しくて、土曜日に気を上げたくて、若冲展へ行った。良かった。ワンコの絵と、野菜の涅槃図が、前期と後期で入れ替わるなんて、知らなかった。大体、たった一ヶ月なのに、前期後期のくくりがあるのさへ、知らなかったよー。前列で見たいのからさっと回って、戻って、もう一回回った。そういう選択をするお仲間が何人かいて、おぬしらやるの、と勝手に思いながら、楽しんだ。それでかなり心が浄化してきたけれど、日曜はまだ、心にぽっかり穴があいたような気がしていた。プリンスのことをよく知らないなと思い、日曜の後半に、サイトが出尽くした感があったので見ていった。今まで知らなかったことばかりで。身長が158センチだってことも知らなかった。ご結婚されたこともあって、お子さんが亡くなっていたのも知らなかった。ほんと、全部含んで、精力的に活動する人って、すごい。マドンナと付き合ったままだったら、ちゃんとしたもの食べて、もっと長生きしてくれたんではなかろうか。もの静かな、白髪紳士になると思っていた。そういう紳士が、あういう歌を歌ったら、どうなるのだろうと思っていた。見たかったなあ。自分のなかで、優しい人だな、無茶したり、コンサートのために私財投げうっていちいち破産したり、すごいなと思っていた。過去の歌だけじゃなくて、作り続けていて、すごいなと思っていた。調べたら、それ以上、何十倍も何百倍も生きていた人だった。本当に、すごい。