目先の追及が全体を崩壊させる・・・・
この内容は丁度一年前に投稿しようと準備していたものなんですが・・・なんとなく日産あたりもそうかなぁ~と思いましたので、1年ぶりにアップします。少し前に・・・東芝不正会計のニュースが飛び交いました。私のような一般人は飽きっぽいものですから、今は豊洲でしょうか東芝を組織ぐるみで不正に走らせた魔の言葉「チャレンジ」歴代3社長は、「チャレンジ」と称して過剰な業績改善を各事業部門に要求した。社長が出席する会議で「チャレンジ」という形で示された数値目標は、達成が必須の額として位置づけられ、厳しい圧力で各事業部門にのしかかった・・・・らしいですが。まぁ~私なんかも、サラリーマンで同じようなプレッシャーはたんとありまして2008年度決算から利益水増しが行われていたと言いますから驚きです。問題はこの1点とかいう単純なものではあるはずありませんが・・・特設注意市場銘柄から上場廃止になるケースそういえば・・・NHKラジオ 深夜便というのが題名通り深夜に放送されているんですが・・・暑い盛りだったと思いますが、北大大学院の長谷川准教授が明日への言葉として「アリから学ぶ人間社会」というお話をされてました。最初はですね、28の法則の話しかと思ったんですけど・・・人間社会でまことしやかに言われているのが「28の法則」会社のなかで働いているのは2割の人だけ、都市伝説ではハチやアリもそうだど言われていました。ハチやアリは全体の差配する司令官がいないのに労働の分配が適切に行われている。原理としては閾値分散が機能している。仕事が現れると閾値が一番低い個体がそれを処理し、その間に別の仕事が出現すると次に閾値の低い個体が処理する。閾値の高い個体は動かない。(人に例えると腰の軽さか!?)しかしこの仕組みの元では常に誰かが休んでいることになって、短期的な生産効率は下がる自然の環境下では競争に強い、効率の高いものが生き残るはずなのに、短期的効率が下がるようなシステムを進化させているのはなぜか?つまり働かないアリの存在はリスクヘッジのための戦略、進化学的には、生物は繁殖するまで生き続けなければ意味がない、効率を犠牲にしても繁殖までの存在を保証する形質が進化だ。短期的な効率を追求しすぎると全体が崩壊する、この観点は人の組織や社会にも考慮してゆかなければならない。ありがちの内容です。行き着くところまで行かないとだめなんでしょうか