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テーマ:スバル360(40)
カテゴリ:スバル360
さてさてですが・・
前回で申し上げた様に至極原始的な構造です。 セミトラは装着していましたがポイントレスの点火装置にでも変更している訳ではありません。 何か見落としている事があるはずです。 ここに至るまでに点火タイミングやポイントギャップの調整は行いました。 コンデンサーは正規の場所に付いていなく、純正コンデンサーではないために 仕方なく異なった場所に取り付けられている事もわかりました。 試験的に新品のデスビも挿してもみました・・ ついでにスターター等の補器類もオーバーホールしてみました、関係ないですけど・・・ いやぁ〜改善しない 燃料系は負圧ポンプ(コック)に変更していますが問題ないことは確認しました。 やはり点火系に問題ありと、一周回って元の位置に戻ってきました。 と言うよりも、思い付きに任せての作業結果がこの始末です・・・ ここが私のダメなところです 無駄ではないと思いながら・・ 初心にかえり通常手順通りに調べてみます。 ミニデジタルテスター(MINI DIGITAL TESTER)小型デジタルテスター いつもお世話になっておりますテスターとテストランプです。 【Amazon.co.jp 限定】エーモン 検電テスター(LED光タイプ) DC6V~DC24V (A49) チョーお安いんですけど、良い仕事してくれます、必需品です これらを使ってすこしづつ調べてゆきます・・・ 簡単な点火系の配線図ですが。 イメージがつかみやすいと思うので載せておきます。 普通ですと・・・(気持ちに余裕が無かったので・・今回写真とってありません) ①プラグコードをスパークプラグから外します。2気筒なので手間はかかりません。外したコードに先端に金属のドライバーみたいなものを差し込みます。アースに5ミリ程度近づけてクランキングさせます。これで火花飛べばプラグの問題です。まぁ〜飛びません! ➁今度はイグニッションコイルからデスビキャップにつながっているコードをデスビキャップ側で外して同様にアースに近づけてクランキングさせます。これで火花が飛べば、ローターかデスキャップかプラグコードが悪い事になります。まぁ〜これでも飛びません! ③次はイグニッションコイルのプラス側に12V来てるか確認です。 テストランプは点灯しました。用心のために電圧も計測しました。問題なし! 回路が同じなので以前バックランプでこんな確認もしましたっけ・・・・ ④次にポイントのギャップが適正か確認します。開いた状態でハガキ2枚くらい(0.4ミリくらい?)なのでこんなもんでしょ〜。問題なし! ⑤次にポイントのヒールがカムの頂点に来ているときにコイルマイナス側12V来ているか確認です。テストランプは点灯しました、用心のために電圧も計測しました。問題なし! これで1次コイルはまず問題ない事になります。もしテストランプが点灯しないと1次コイルに断線、またはコンデンサーのショートと言う事になります。 ⑥次にポイントが閉じた状態でコイルマイナス側の電圧が0V、テストランプが点灯しなければ正常です。問題なし・・・・ あれアレ・・狭いエンジンルームの中で腕を入れたり出したりすると、変化が デスビとコイルのマイナス端子間の配線に触れるたびに変化する事がわかりました。 ポイントの接触不良でもないし、おそらく原因はこれです、マイナス端子デスビ間の配線不良です😅 この配線はかなり硬くて丈夫な線なので全くノーマークでした。 問題のデスビ・コイル間の線 ちなみにこれでも火花が飛ばないとなるとコイルの2次側の不良が考えられます・・ 原因が判れば、 こんな事に時間を費やしたのかと情けなくなります 今回はいろんなところに手を入れ、デスビやセルもオーバーホールし、 自分的には、スバル様に良い修行をさせて頂きました。 とりあえずセミトラ1号機を装着し配線を施します。 新品のコンデンサーが眩し・・・ セルが回ると同時に、いとも簡単にエンジンが始動します タコの配線をつなぎます。 とりあえず最後にタイミングライトあてときます。 エンジンルーム内少し整理しました。 思い込みはダメだし、思い付きもダメです 基本に忠実に・・・ まぁ~ 素人整備はこんなもんでしょう~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月27日 07時03分31秒
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