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カテゴリ:法務
少しまえに申立てしておりました不動産競売が終了いたしました。
幸いなことに落札され全額回収の運びとなりました。 依頼された内容については少々複雑で、 関連法人の破産事件や同順位の担保権の設定もあったり・・・ 内心面倒くさいと思っておりました ただ不動産競売にあっては型にはまった手続きさえすれば困難さはありません。 所轄の書記官が面倒くさい方ですと嫌ですけど・・ そして逆の立場の時もあります。 安く不動産を入手したいんだけど 皆さんよくご存じで・・・ 競売物件の入手検討のご相談です。 かなりリーゾナブルなのですが、それなりのリスクもあります。 サイトのご紹介ですが不動産競売物件情報サイトBITがあります。 お住いのエリアから絞り込みをかけてゆくと物件にたどり着きます。 一般的には通常行われる期間入札(裁判所が定めた期間内に入札を受け付け,後日開札を行って落札者を決める方法でおこなわれます。売却基準価格が軸になります。一般的には市価の60%から70%といわれてますのでお買い得と言えばお買い得なのかもしれません・・・ 繰り返しになりますがそれなりのリスクも含んでいます。 物件は原則内覧はできませんし、法令上の制限はついて回ります。 金融機関の住宅ローンもけっこうハードルが高そうです・・ 不動産屋さんが紹介してくれる売り物件ですと重要事項説明書なるものが必ず添付されます。 重要事項説明書は読んで字のごとく調査した物件内容の報告書です。 宅建士はそれなりの手数料をとりますが、仲介役として双方に不都合の無いよう間を取り持ちます。 リスクヘッジの費用だと思えば納得もできます。 ですから同じだなんて思って競落したら大変な事態になるかもしれません。 なかなか詳細は説明しがたいところですが、リスクとリターンのトレードオフです。 近年は個人で入札される方も増えているとは思いますが、不動産競売は一般の人ものとはなっていない現状があります。やはり専門性をかなり含んでいて、その専門性の部分はリスクに転嫁される可能性が高いからだと思います。その部分を如何に排除してゆくのかが不動産競売の市場の活性化につながるのではと思います。 まあ・・なんのこっちゃですが、 当地域での物件説明を求められましたので、書いてみました・・・ ご興味のある方は一度覗いてみてください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年01月05日 00時00分12秒
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