HONDA ホンダ 本田 PBR
近ごろ、金融・FPネタが多いですが今日(5・23)の日経の朝刊に・・・ホンダが異例の「超還元」に踏み切る。先日、利益の5割超を株主に分配する方針を表明したとのこと・・・7年半続くPBR(株価純資産倍率)1倍割れの改善に動く決意を察してか、株価は5年ぶりの高値をつけた。だが本業の四輪事業の利益はなお低い。上場来高値の更新には、今の販売規模でも利益を伸ばせる戦略が欠かせない。・・・ 11日の決算説明会では青山真二副社長は「創出したキャッシュは電動化の推進と株主還元に投入する」と強調したとのことですいちおう株主の私としては精彩を欠いていたHONDAに期待するところです買い増ししておこうかなぁ~ここでPBR(株価純資産倍率)って言葉が出てきてます・・株式を購入する際の1つの指標になるんですがこのPBR、株価が割安か割高かを判断するための指標になります。正式には株価純資産倍率(Price Book-value Ratio)と言います。(まぁ~気にしなくていいんですが・・)純資産から見た「株価の割安性」。株価が決算期末の「1株当たり純資産」の何倍になっているかを示す指標です。それがなんなん みたいな感じですよね・・・ところで基準になってる純資産なんですが、厳密には株主資本による部分と株主資本によらない部分に分かれますが、下記の式の1株当たりの純資産は、株主資本にかかる純資産を普通株主にかかる発行済株式数で割って求めたものです。株価と1株当たりの純資産が同じ値(PBRが1倍)であれば、理論上は会社が解散した場合、株主が会社の出資した分はすべて戻ってくることになります。会社の資産と現在の株価とを比較したもので、PBRが小さいほど株価が割安であることを示しています。もし1株当たり純資産が1,000円の場合、会社を解散すると株主は1株当たり1,000円を手にすることができます。もし株価も1,000円であれば株式市場で売却しても株主が手にできるお金は1,000円です。この場合PBRは1倍です。その後株価が500円になった場合PBRは0.5倍になります。経営状況に問題がなければ、会社を解散して手にする金額は1,000円で、市場で売却して手にする金額が500円になるのでしたら、株式は安過ぎ、売られ過ぎとみることができます。ただしですね・・低いPBRがすべて良いかというとそうでもなく、低い状態があまりにも長く続くと(ホンダのこと・・)いうことは、投資家はそれが本来の企業価値であると判断しているかもかも・・・なんか長々と・・・分かりにくいですよね~要はPBRは低いほど、今の株価は割安だと判断できます。そしてPBRで割安か割高かを判断するときの水準は、1倍を目安にするのが一般的です。はい ホンダは長らくPBR1倍割れが続いてます・・・はっきり言って0・5倍台ですよPBRが2倍超あった頃のホンダが懐かしい・・・・(いや恨めし・・・)ホンダの純資産を踏まえると、1倍以上にするためには株価を6000円台後半まで高めなくてはいけないらしいですが・・・今後のホンダに期待します