Mr.インクレディブルを見ました。
以前「ニモ」を劇場で見た時に前宣伝をしていたインクレディブル。あの時は未反応だったのに、DVDに入っている宣伝や、TVでの宣伝を見て急に「見たい」と言うようになった坊主。デカレンジャーに開花してからの出来事。やはり戦い物や変身物がそそるのでしょうか・・・。昨日で保育園も終了し、旦那も仕事が半ドンというのもあって坊主と二人きりでデートと洒落込むことにしました。冬休みだし、もし飽きて途中退場する際に通路側の席がいいので事前に指定席を予約しておきました。便利な世の中になったものです・・・。今回Mr,インクレディブルの事前情報は一切無しで向かいました。ただ坊主が愛してやまない「ピクサー」作品だからきっと大丈夫!というヘンな信頼感から見にいくことを決意しました。先日本屋さんで「ハウルの動く城」とインクレディブルの絵本を見せて「どっちがいい?」と聞くとハウルは「見ない!」と絵本をほっぽらかしてインクレディブルに見入っていましたから・・・(本当は母はハウルが見たかったんだけど★)坊主とのデートも久々で昨日からウキウキしていたのですが、起きるとこの日はなんと初雪!メチャクチャ寒い!しかも急に旦那が「大掃除で約束の時間までに帰れない」ときたもんだ。急遽旦那の実家に一時トモを預け雪が降る中でかけました。劇場で超デカイインクレディブルの紙箱に入ったポップコーンと同じくインクレディブルのタンブラーに入ったジュースのコンボを買って席へ。坊主は相変わらずポップコーンを抱えて食べながら見入ってました。私的な感想ですが、今回の作品は珍しくピクサーらしくない作品だな、と思いました。というのも、今までは子供にも分かりやすいストーリー設定でテーマがはっきりしている人情物?が多かったのですが、今回のストーリーは大人向けという感じがしました。何故インクレディブルたちがヒーローを引退したのか、とかその後のインクレディブル(ボブ)の仕事の内容とか、何故彼らが特殊能力を隠して生活しなければならないのか、とか所所子供には難しい内容になっていました。でも要所要所スピード感溢れる場面で子供は内容が分からずとも見入ってましたけど。実際ボブがヒーローに復帰した後の依頼内容の時は坊主もそわそわして集中してませんでいたから★だからこの作品を私は「大人の男の人」に見てもらいたいと思うのです。というのもピクサーはとても自由な考えの会社でスタッフの皆さんも「子供のまま」の姿勢で仕事をされているように見受けられます。だから今までの作品も子供たちにとても共感を得られたのだと思っています。今回の作品は大人になった男性が子供の頃に見た、もしくは夢見たヒーロー達を集結して現代に実現させた作品のように思えたのです。だからもしかして「懐かしい」なんて思うんではないでしょうか・・・?実際、なんか日本の作品のパクりっぽい所やイロイロなヒーロー達に似た能力を持ったキャラなど存在しますから★(宮崎アニメとワ○ピースは絶対パクっていると思う!ピクサーのジョン・ラセターと宮崎駿さんは仲良いしねえ)昔からアニメの声とか吹き替えとか大体誰がやっているか当てるのが得意な私。でも今回は見事に騙されてしまいました。どうしてもインクレディブルの声と敵役のシンドロームの声が分からない!インクレディブル夫人の声は一声聞いて黒木瞳さんだと分かりましたが。(分かりやすいものなあ)エンドロールでインクレディブルが三浦友和さん、シンドロームが宮迫さんと見た時には「まさか~!」とショックを受けてしまいました。しかも娘のバイオレットが「セカチュー」で最近私の気になる女の子No,1の綾瀬はるかちゃんではないですかっ!!これは本当に分からなかった!!「セカチュー」で見せた楽観的?な明るい声とはまるで違う!!しかも宮迫さんに至ってはとても演技力の高い声の演技でてっきり声優さんだとばかり思っておりました。さすが演技派俳優???本当にマンマと騙されました!完敗です!「ハウル」でキムタクが「見事な声優ぶり」を発揮しているらしいですが、私的には彼らの「声優ぶり」を是非見ていただきたいっ!!黒木さんもいつもの落ち着いたイメージと違っていつも怒鳴って?ばかりで「ママ」をしっかり演じておられ、ハマっていたと思います。(きっとこんな感じで子供を叱っているのだらうか・・・?)そんなこんなで驚きの連続で他のキャストに目が行きませんでした。後で調べてみようかな・・・。坊主も満足して併設された大型スーパーでインクレディブルの息子のダッシュの真似をして走り回っていました★そして沢山あるお菓子売り場で目ざとく初恋の相手「りんちゃん」(美山加恋ちゃん)を見つけ、彼女が宣伝している「銘菓 ひよこ」をおばあちゃんへのお土産に買いました。久しぶりに母を独り占めしているからでしょうか。とても素直で機嫌が良くいい子ちゃんな坊主。いつもは「手をつないで」と言っても絶対つないでくれないのに、今日は「ママ、手つないで」と坊主からリクエストされたほど。パパに連絡したら「久しぶりだから夕食も食べてくれば?」とお許しが出たので、近くにあった「びっくりドンキー」(母はここ大好き!でも近場に無くてねえ)で仲良くご飯を食べました。しかも今回は対面の二人席しかなく、「大丈夫かな~」と思ったけれど、静かに席に座って一人で頑張って上手にお子様ランチを食べて始終「おいしいね~♪」とにこやかに笑って嬉しそうでした。逆に顔が合わせられた対面席でよかったかも??「ママのあげるよ」「ママ、はいどうぞ~」とお互いの物をあげっこしたり、「これだよ!これ!夢に描いた仲良し親子の図!!」と心で感激の涙を流した母(^^;)こうしてお子様ランチを全部綺麗にたいらげ、これにもビックリ!さっきあんなにポップコーン食べたのに・・・。いつもだったら絶対残してるよなあ・・・。こんなに喜んでくれるなら、時々は二人っきりでデートもいいものですね♪またデートしようね♪<P,S,>今調べた所、ファッションデザイナー?のエドナ・モードの声は「ニモ」のクラッシュ(亀)と同じだった~!