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カテゴリ:その他諸々
「行政書士ってなるのに、どれぐらいかかるの?」って、偶に聞かれることがあります。 まず、通常、行政書士試験に合格する必要があるのでしょうが。一般的には学校に通うのでしょうが。平均して3年ぐらいかかるので、個人差はありますが、100万円ぐらいでしようか、資格学校への授業などで。 ご熱心なご仁から、「山崎先生の場合いくらかかったの?」と踏み込んだ!?ご質問。受験した当時は20年ぐらい前ですが。当時は法律会計専門学校の公務員試験上級講座の講師でした。解答速報を作るために、仕事で受けさせられたので、かかった費用はゼロ円というか、逆に、受験料・食事代・タクシー代・日当などで6・7万円頂いて受験した特殊なケースです。(因みに、門外漢の方のために申し上げますと。公務員上級職と行政書士試験は殆ど試験科目が同じです。上級職の方が難易度は遥かに高いです。) 開業登録の際の入会金が30万円ぐらいで、年会費は毎年10万円ぐらいだと思います。 車、パソコン、コピー機、FAX、固定電話、スマホ、プリンターは最低2・3台は必要です。1台しかなかったら、壊れた時、仕事出来ませんので。あとは外に事務所を借りた場合の家賃など。私は前職退職時は、法律会計専門学校校長兼講師でした。仕事上、必要でしたので、前記のOA機器や車などは持ってました。ここはいくらかかるかは、どの程度のものを用意するかによって異なりますので、いくらいくらとは言えません。私の場合ですと、例えば、車は仕事用に外車と国産車を保有しています。2台で700~800万円ぐらいです。既にあるもの、あらたに購入しなければならないもの、どの程度のものを購入するか試算してみてください。 最初は食えないので、種銭は多ければ多いほど良いですが。所帯持ちなら、必要経費以外に1千万円ぐらい種銭がないと開業は難しいと思います。私は開業前に家を買ってしまったので。開業当初は1・2年で済みましたが、非常勤講師をしてから専業になりました。 一方、種銭を取り崩しながら全く副業をしないで頑張っている方は軌道に乗るのが早いです。必死さが違いますから。逆にいつまでも専業になれずに副業を辞められない行政書士、半ば食わせてもらっている行政書士も多いと聞いてます。私は前者の人としか付き合いがありませんが。ここが成功のポイントかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.09 14:42:34
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