いきなりお伊勢参り

2006.06.11

朝起きて、案外早く支度が出来たのです。

こんな日はどこか行きたいなー。
その時頭の中に「そうだ、京都行こう」というCMのフレーズが駆け巡った。
それはきっと最近見たテレビが京都をテーマにしていたからなんだろうな。
でも京都は遠いぞー、そう思いながら旦那に「京都ってどのくらいかかるの？」と聞いてみた。
「1時間半くらいかな（後で調べたら2時間半はかかることがわかった、いつも彼は短めに言う）｣と帰ってきた答えが少しうきうきしている。
外出好きの彼にそんなことを言うなんて火に油を注ぐようなものだ、もう完全に行くつもりになっている。
そんなに早くいけるのかーと思いながらも悩んでいたら、「おかげ横丁なんてどう?｣と帰ってきた。
おかげ横丁は伊勢神宮内宮の門前にある。
京都よりは近いかな、なら行けるかな・・・よし、行こう!というわけでいきなりお伊勢参りをすることになったのです。
でも実際は京都と同じくらいの時間がかかることがわかった・・・でも今更止められない、言いだしっぺは私なんだから・・・。

行きは子供たちが寝てくれたので助かった。
ナビの提示していた時間より少し早く着いたもののもうお昼。
ふーはおせんべいでごまかしたものの、限界に近づいている。
というわけで、早速お昼ごはんに。
やっぱり来たからには伊勢うどんが食べたいねー、で最初に見つけた甘味処「益屋茶房」で食べた。
川沿いの席で景色もよくうどんもおいしかった！
ゆづもふーもうどんはおいしかったようでしっかり食べていた。

初めはおかげ横丁だけで参拝はしないつもりだった。
でも、やっぱり来たからには参拝したいよねー、まあ疲れたら戻ればいいさ。
で、てくてく歩くことに。
しかし、うちにはふーがいる。
彼女の興味は伊勢神宮などには無いのだ。
目下側溝の穴をふさぐ金属製のプレートだったり、道端のほんの少しの段差だったりする。
当然鳥居までたどり着くのに相当な時間がかかった。
お伊勢参り1 　お伊勢参り2

参道に入ってから、彼女の興味は一面にひいてある砂利に注がれた。
お伊勢参り3
手ですくい取っては「あいっ！」と渡してくれる。
彼女の手はもちろん、私をはじめとする被害者たちも手は泥だらけ。だって雨が降って地面濡れてんだもん。
そんなこんなで参拝するのに1時間はかかった。
抱っこしようとするとイヤイヤして逃げ出す、よっぽど歩くのが好きなんだろう。

参拝の帰りは少しの間抱っこさせてくれたのでずいぶん早く鳥居まで戻ってこれた。
途中、なんか食べたいと駄々をこねるゆづの為「豆腐庵山中」で豆腐アイスと　うの花ドーナツを購入、これすごくおいしかった！

そしておかげ横丁、やっと本来の目的地へ。

前にも来たことがあるけど、ここは何だかわくわくして気持ちがいい。
特にお気に入りは招き猫だらけの「吉兆招福亭」。
ふーは「にゃーにゃだー！」とずーっと叫び続けていた。
お伊勢参り4
危険な為店内に入ることは出来なかったが、外に飾ってあるネコさんたちを見て充分満足できたかな。
ちなみにゆづが福引をやったら、なんと3等！大小セットの招き猫をもらって帰ってきた。