|
テーマ:鉄道(22860)
カテゴリ:鉄道フリートーク
程なくして、2階席へご案内。ここで一番食べたかった「海の幸ピラフ」をオーダー。 ※この乗車ルポは、昨年9月に乗車した時のものです。現在の「シーフードピラフ」は当時より中身が異なっているそうです。 近鉄特急の供食サービスの歴史は古く、1967年(昭和42年)に東海道新幹線に対抗するため、名阪ノンストップ特急用として登場した12000系にスナックコーナーを設け、軽食や飲み物の販売を行ったのが最初とされます。 担当したのは名古屋都ホテル(現在は廃業)で「みやこコーナー」の愛称がありました。サンドイッチなどの他、カレーライス、中華ランチなどボックスメニューをカウンター内の電子レンジで温めて提供しシートサービスしていました。 この「みやこコーナー」は好評を得て、その後登場した量産型の12200系ではスナックコーナーの面積も広げられ、12000系・12200系には「スナックカー」の愛称が付けられてエンブレムも取り付けられました。名阪特急メインということで、10100系「二代目ビスタカー」にもミニスナックコーナーが設けられました。 また名阪特急の他にも、乗車時間の長い京都~伊勢志摩特急は当時の線路限界の関係で通常の特急電車が乗り入れ出来なかったため、専用の18400系「ミニスナックカー」も登場しました。 しかし1974年頃になると、合理化のためスナックコーナーの営業は廃止される便が多くなりました。そしてせっかくのスナックコーナーも、車内販売の基地に改造されたり、撤去されて客席が増設されたり、と近鉄特急の供食サービスは車内販売のワゴンのみとなりました。 その後ワゴン販売も廃止されましたが、この「しまかぜ」では本格的なカフェが再開して、旅の楽しい時間を過ごせるようになりました。他にも南大阪・吉野線系統の観光特急「青のシンフォニー」や、京都・奈良方面へ向かう観光特急「あおによし」でもカフェが営業されていて、楽しみが増えました。 あとは先日お話ししました名阪特急「ひのとり」ではジュース類の自販機の他、挽きたての珈琲が味わえるコーヒーマシンも設置されて、これまた楽しくなりました。 ゆったりとしたシートを満喫しながら、車内販売の珈琲を飲む。至福のひと時でした。宇治山田駅を出たあたりから海が近づいてきていて、近鉄特急の一番のビューポイントと言えます。この「しまかぜ」の座席は、長時間座ってもゆったりしているので、とても乗りドクな列車でした。 そして近鉄名古屋駅からの旅を終えて、終着駅・賢島駅へ到着。 鉄道撮影は鉄道会社と利用客関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。感謝!撮影地(駅)では挨拶を! 最近、Instagramのリール動画を始めました。QRコードを張っておきますので、アクセスどうぞよろしくお願いいたします。 Twitterもやっています。アカウントは「@Tabitotetsukiti」です。良かったら、フォローよろしくお願いいたします。 皆様から頂いたコメントには、随時お返事させていただきます。また、皆様のブログへも後程お邪魔させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[鉄道フリートーク] カテゴリの最新記事
|