|
カテゴリ:アメリカネタ
私はかなり長いこと、シアトルの日本レストランで働いていた。
どれも日本人がオーナー、マネージャー、寿司職人、キッチンシェフの場所。 そこでまかないを食べ、メニューを勉強して働いてた。 この田舎で「ジャパニーズ・レストラン」と銘打って開店する店はほとんどが偽物。 オーナーは中国人か韓国人がアジア人の見分けも、本物の日本食も知らないのをいいことに勝手に日本風のメニューをバカ高い値段で出してるのだ。 近所のモールに富士ジャパニーズレストランというのがオープンしたので、メニューをもらいに中に入った。 寿司カウンターがあり、一応従業員はアジア系ばかり。 ウェイトレスの制服はだらんとした、よく昔のアメリカ人が着物と勘違いしてた中国風の袖の広がった「着物風」のもの。 「ああ、ヤバイ・・・」とピンと来た。 ホステスがやっぱり中国語訛りの英語で挨拶をしてきたので、テイクアウト・メニューくださいとリクエストしてそそくさと出てきた。 メニューを見るとどのメニューも目が飛び出るほど高くてびっくりした。 一品料理でいきなり"Ade Dashi Tofu"(あでだし とうふ)という間違い。 もう怪しすぎる。 メインは寿司バーとベニハナ風な鉄板焼きステーキの店なんだと思うんだけど、果たしてこの田舎町でどれだけの人がこんな金額の店に行くのかな。 今妊娠中でお寿司も食べられないので、きっと行かないと思うけれどお気に入りのブティックをモールから追い出してまでオープンしたレストランだから余計ムカつくんだよね~。 やっぱり日本レストランは日本人が多く住んでる街でしか行きたくないわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月26日 11時18分20秒
[アメリカネタ] カテゴリの最新記事
|