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カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
ロジャースの本で
「共感」「無条件の信頼」「自己一致」 これらの3つが揃っている人との コミュニケーションがあれば、 人は自分自身の力でおのずと 成長するとありました。 それを読んで、 ふと、ある人のことを思い出しました。 人の話を親身に、かと言って同情でなく、 集中して、かと言って同一化せず、 ただただ、自分のすべてを費やして 聞いていた人の姿。 その人はパーソンセンタード・アプローチを 習ってはいないでしょう。 (カウンセラーではないから) けれど、その人となりが、 それをなし得ていたのだと思います。 本当に助けになるサポートって なんでしょう。 私は本当に助けにあるサポートとは その人の中にある強さを思い出させて くれる関わりかただと思うのです。 教えてもらうことではなく、 癒してもらうわけではありません。 信頼して側にいてくれる。 それだけで、ただそれだけで 自分の内にある力を思い出すことができる。 そういう経験をしたのは、 その人の関わり方のおかげでした。 ひとは自分の欲しいものを 人に与えていく生き物だといいます。 また、もっとも学ぶべきことを 教えるとも。 私は自分の中に、その人がしてくれた ことを、その存在を育てているような 気がします。 あのときの驚きを あのとき、自分が感じたものを 何度も何度も再現していきたいから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.15 03:33:48
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