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テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:ぽちっと思うこと
昼下がり、梅田を歩いていて
とてつもなく感動してしまいました。 それはね、こんなふうに思ったからなんです。 私たちは、誰かと毎日すれ違うよね。 ある意味、知らない人と毎日出会ってるでしょう。 駅で 通路で エレベーターで お店で 知らない大勢の人、人、人がいますよね。 そして、知らなければいないのと同じなんだよね。 なんの関わりもなく過ぎていくわけだし。 けれど、ふと、思ったのです。 ほら、あの、向こうの席にいる、商談中のあのおっちゃん。 くたびれたスーツを着て、眉間にしわをよせている人。 忙しそうだね。 なんか、生活に疲れてるみたい。 わたしだったら、ああいう男性と一緒にはいたくない。 でもね。 彼も誰かを愛している。 彼も誰かを愛していた。 その豊かさを、その葛藤を、その幸福を持っているんだ。 そう思った瞬間、その人が大好きになってしまった。 そして、ほら、あそこでさ、駅の隅で、大きな袋を横に置いて 座り込んでいるおじいさん、いるよね。 ホコリぽい服で大笑いしている、歯のない人だよ。 どうしたんだろう。家がないのかな。 でも、なんだか楽しそうでもあるよね。 これから寒くなるから、大丈夫かな。 家族は心配しないのかな。 でもね。 彼も誰かを愛している。 彼も誰かを愛していた。 その豊かさを、その葛藤を、その幸福を持っているんだ。 そう思った瞬間、その人が大好きになってしまった。 そして、ほら、あそこにいるウェイトレス。 なんであんなに困ったような顔してるのかな。 初仕事かしら、それとも、深い悩みがあるのかな? 仕事なんだから、もっとプロ意識を持たないと いろいろうまくいかなくなるのにな、、、 でもね。 彼女も誰かを愛している。 彼女も誰かを愛していた。 その豊かさを、その葛藤を、その幸福を持っているんだ。 そう思った瞬間、その人が大好きになってしまった。 いろんな人がいる。 街は知らない人ばかり。 でも、みんな 誰かを愛している。 みんな、誰かを愛していた。 そして、その中で、 笑い、 泣いて 怒って、 嫉妬して、 落胆して 喜んで、 幸せを感じたり、 孤独を感じたり 自分を好きになったり、 嫌いになったり。 例え、それがハッピーな思い出じゃなかったとしても。 みんなの中に、その思い出がある。 愛に震えた瞬間を、みんな、たくさん味わっている。 私たちは、愛を知っているんだね。 それはどんなにか、貴重なのだろう。 どんなにか、すごいことなんだろう。 昼下がり、梅田を歩いていて なんだか分からないけど、感動してしまったゆこりんです。 ★ 今日も、このブログを見てくださって、ありがとうございます! たくさんの皆さんに、ちょっとの時間でも優しい気持ちを お裾分けしたいので、どうぞ、応援クリックをお願い致します。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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