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ライフコーチあまみ 悠の『優しいきもち』

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カテゴリ:ぽちっと思うこと
親という存在は、いろんな意味で大きいですよね。

なんといっても最初の人間関係なので、
その後の対人関係の質やパターンは
ここから作られるといって過言はありません。

私の親はかなり苦労していましたので、
子供にかける注意力が少なかったのですよ。

子供を認めるとか、愛するなんて



はあー?

でした。(まちゃまちゃ風)




戦中戦後生まれという時代的な
ものが大きいんじゃないかと
思うんですけどね。

生きることは戦い、なわけです。

なので、
ライオンは可愛いわが子を谷に落とす
みたいなことをするわけです。

まあ、それはそれで個性といえますが
子供の私としたら、愛されていないと
感じるわけなんです。



実際には、



親はできうる限りの愛を、子供に
注いでいるんですけどね。


例え、それが子供にとって不十分としてもね。

そして、その不十分さゆえに子供から大人に
なる過程で学びや経験を得る自分がいるのです。

しかし、不全感があると、その内在する強さには、
気づかないわけなんです。

うちの場合はそんな感じで親子関係で傷があるっていう
ある種、典型的なパターンで分りやすいんですが
今までお話してきたクライアントや知り合いの中には



どうやって、傷ついてるの?


と知りたくなるような、いっけん問題なさそうな
家庭に育った人が少なくありません。


両親がいて
金銭的にも恵まれ
大きな問題もなく
ずっと同居していて


それでも、傷ついていたり
寂しかったり、
自分の場所がないように
感じている人たちは
実は、たくさんいます。




それって、なぜかしら?


なにが原因なのかしら?


って、思っていました。



そして今、

きっとそうに違いないと
思えることがあります。


つまり、


子供の私たちには、こういう人が必要だったということ。


それは、

あなたのことを気にかけてるよ。




と、心を受けとめてくれたり、


そして


どんなことがあっても、あなたの味方だよ。


と、感じさせてくれる人が。


例えひとりでもいい。

ひとりでもいいんです。

見せかけではなくて、本当にそう感じさせて
くれる人が必要だったんです。


しかし、実際は

親が注意力が枯渇していたり
何かに使い果たしていたり、
ブロックがあったりすると



愛はあっても、子供に示せないのです。


そう、愛はあるのですが。

愛はあるのですが、余裕がないと
示すことができないときが、あるのです。


それは本当に悲しいことです。

そして、それは親の罪ではないんですよね、、、。

親は親で、それがどんなに悲しいことか
知っていなかったのです。

実際、愛を現せないことは、本当につらいことなのですから。


そう、子供にとって幸せに生きるうえで
必要なもの、それは

自分を本当に思ってくれる人がいて、
ちゃんと心を受けとめてもらうこと。



それって大人も同じですよね。


私たち大人も、

この人は、自分を本当に思ってくれていると、
そして、何があっても、私の味方なんだと、
僕を理解してくれるんだと
思える人がいれば。

どんなことだって乗り越えられるような
気がしませんか?



自分には生きる価値があるし、
幸せになっていい。


そう、思えるかどうか。

そこにかかっているのかなと思います。


そして、私たちが大人になって
それでも、その気持ちを持てないとき。

その時は、そう。

自分で自分にそれを与えてあげる番ですよ。



自分に向けて

「あなたのことを気にかけてるよ」


「どんなことがあっても、あなたの味方だよ」


と何度でも言ってあげる番なのです。



何度でも本当に、それが感じられるときまで
言い続けてあげてほしいと思います。


そして、心から大切にしている相手として
自分を扱ってほしいと思います。


心から大切にしている人を批判をしたり
ダメ出ししたりしないですよね?

その人が落込んでいるときは、助けて
あげたくなりますよね?

その人の幸せな笑顔を見ていたいですよね?


そういうふうに扱ってあげてほしいと思います。



寂しさを胸に持つ多くの人が
その日を迎えることを、心から願っています。






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Last updated  2006.04.28 01:15:23
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