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カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
ライフコ-チの天海 悠(あまみ ゆう)です。
大阪でコーチング団体のマイコーチジャパンを 運営しています。 ブログランキングにいつも協力して くださっているあなた、どうもありがとう。 えっと、写真をがアップできないのは MacのOS9だったからということが 判明しました。。 違うPCからアップしてみま~す。 ☆。。* ゜☆。。* ゜☆。 英語で 『相手の靴をはく』という 言い回しがあります。 相手の靴をはくことで なにも足のサイズの違いを 確かめることではなく(^^) それは、相手の立場にたってみると いうこと。 相手の立場にたったとき、 はじめて、 ああ、そうだったのかと ああ、そういう気持ちだったのかと 分かることがあるという意味だなと 私はとらえています。 それは、英語でいうなれば Compassion 深い思いやり。 あなたの苦しみや悲しみを 自分のことのように一緒に 感じ取って、側にいてくれる。 ひとりでもそんな誰かがいれば 私たちはどんなときでも立ち上がる ことができる。 私はそう、信じています。 そういう思いをベースに コーチングやカウンセリングの講座の 中で、 ただ共にいる というワークをすることがあります。 ただ、共にいる。 目を見つめあって、共にいる。 目の前の人にある、その人が そうである理由と背景を受け入れて ただ、ただ、共にいる。 なにも喋るわけでなく、質問もいっさい ありません。 ましてスキルとか関係ないワークです。 けれど、聴き方に大きなシフトを 起こすワークのようなんです。 いつのまにか、涙が流れている。 そんな、こころを動かすなにかが そこにあります。 本当に、相手の役に立ちたいなら そこから、私になにができるの? そこから、私はなにをしたいの? それは、相手の靴を履かなければ 見えてこないことでしょう。 とても分りやすい例えがありましたので すでに知っているかたもいるとは 思いますが、ご紹介します。 鈴木秀子さんの“縁をいかす”より転載~ 新米の先生が5年生の担任として就任した時、 一人服装が不潔でだらしなく、どうしても 好きになれない少年がいました。 先生は、中間記録に少年の悪いところばかりを、 記入するようになっていました。 ある時、少年の1年生からの記録が目に止まった。 「朗らかで、 友達好きて、 誰にでも親切で、 勉強も良くでき、 将来が楽しみ」 とある。 先生は、これは何かの聞違いだ、 他の生徒の記録に違いない、 そう思った。 2年生になると、 「母親が病気で、 世話をしなければならず、時々遅刻する」 と書かれていた。 3年生では、 「母親の病気が悪くなり、 疲れていて、教室で居眠りをする」 そして後半の記録には、 「母親が死亡。希望を失い悲しんでいる」 とあり、 4年生になると、 「父は生きる意欲を矢い、 アルコール依存症となり、 子供に暴力をふるう」 とあった。 先生の胸に痛みが走った。 ダメと決め付けていた子が突然、 深い悲しみを生き抜いている 生身の人間として、 自分の前に立ち現れてきたのだ。 先生にとって目を開かされた瞬間であった。 放課後、先生は少年に声をかけた。 「先生は夕方まで教室で仕事をするから、 あなたも勉強していかない? 分からないところは教えてあげるから」 少年は輝くような瞳と笑顔で 「はい!」と応えた。 それから毎日、 少年は教室の自分の机で 予習・復習を熱心に続けた。 授業で少年が初めて手を上げた時、 先生に大きな喜びが沸き起こった。 少年は自信を持ち始めたのだ。 クリスマスイブの午後だった。 少年が小さな包みを先生の胸に押し付けてきた。 後で開けてみるど 香水の瓶だった。 亡くなったお母さんが 使っていたものに違いない。 先生はその香水を身につけ、 夕暮れに少年の家を訪ねた。 雑然とした部屋で独り本を 読んでいた少年は、 気が付くと直ぐに飛んできて、 先生の胸に顔を埋めて叫んだ。 「ああ、お母さんの匂い!今日は素敵なクリスマスだ。」 6年生では、先生は 少年の担任ではなくなった。 卒業の時、 先生に少年から 1枚のカードが届いた。 「先生は僕のお母さんのようです。 そして、今まで 出会った中で 1番素晴らしい先生でした。」 それから6年後、またカードが届いた。 「明日は高校の卒業式です。 僕は5年生で先生に担当してもらって、 とても幸せでした。 お陰で奨学金をもらって 医学部に進学することができました。」 10年を経て、またカードが届いた。 そこには、先生と出会えた事への感謝と、 父親に叩かれた体験があるから、 患者さんへの痛みが分かる 医者になれたと記され、 こう締めくくられていた。 「僕は5年生のときの先生を思い出します。 あのままダメになってしまう 僕を救って下さった先生を、 神様のように感じました。 大人になり、医者になった僕に とって最高の先生は、 5年生の時に担任して下さった先生です。」 そして1年後 届いたカードは結婚式の招待状だった。 「母の席に座って下さい」 と一行添えられていた。 ☆。。* ゜☆。。* ゜☆。 『相手の靴をはく』ことで 見えてくること。 ああ、そうだったのかと ああ、そういう気持ちだったのかと Compassion 深い思いやり。 そんな関わりが少しでも増えたらいいですよね。 ------------------------------------------------------------------------- ☆コメントをありがとうございます。 お返事は書きませんが、励みにしています! ●「人生を変える☆しあわせ成功講座」 メルマガ登録すると『あなたにもできる!しあわせ成功セルフキット』を もれなくプレゼント! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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